制作・出演 : レイ・ドラモンド
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ユニバーサルミュージック2001年頃からコンスタントに活動を続ける女性ヴォーカリスト、ジャッキー・ライアンの日本デビュー・アルバム。メキシコ人の母を持ち、広い声域とやや乾いた声色が魅力。ボサ・ノヴァやラテン系の楽曲で、いっそうその歌声が引き立っている。
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株式会社ポニーキャニオンブルージィなプレイが信条のピアニスト、レイ・ブライアントの作品。2枚のアルバムからのベストを編んだコンピレーションである。乗りの良いオリジナルの「ガッタ・トラヴェル・オン」やエリントンの有名な「Cジャム・ブルース」、バラード「ゴッドファーザー 愛のテーマ」「エンジェル・アイズ」では巧みなテクニックに引き込まれてしまう。好盤である。
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ピーヴァインレコードテレサ・レーベルへの第1弾としてファラオ・サンダースが80年に吹き込んだアルバム。盟友ジョン・ヒックスらに支えられ、スピリチュアルかつ明快なサウンドを創造している。
ニューヨーク録音で歌われるのは、ケイコ・リー自身がセレクトしたアメリカ生まれの名曲たち。ギル・ゴールドスタインのオーケストラ・アレンジにより、しっとりとしたバラード集に仕上がっており、憂いを帯びた声と相まって晩秋のマンハッタンを想像させる。
94年ニューヨーク録音のエンヤ第2作。哀愁のトランペットに変わりはないが、サックスのエイブラハム・バートン、あるいはラルフ・ムーアを加えたクインテット演奏が中心、しかもアップ・テンポのオリジナルが多いとあって、珍しく燃えるハード・バッパーに衣替え。
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日本コロムビア株式会社ジェームス・ムーディーら大御所の手を借りてNYで録音した本作は、オースケトラ中心のサウンド。音だけ聴いているとマジで86年生まれ? と思えるほど選曲やフレージングからビ・バップへの愛情が伝わってくる。大人と少女の狭間ってな感じのジャケ写にも萌え!
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株式会社ポニーキャニオンピアノ・トリオによるスタンダード集。ありがちな編成や内容、しかもあの音が多いピアノ=ヒックスと敬遠されそうだが、このアルバムでは少し印象が変わってくる。ここでのプレイはかつてのイメージは稀薄、むしろ選び抜いた曲を丹念に心をこめて歌っている。
ジャズの世界にあって独特のポジションを築いたのがヴァイオリンのホワイトだ。ここではフリー・ジャズを中心に女性コーラスも登場させるなど、やりたい放題のパフォーマンスが続く。奔放だがジャズ的なグルーヴもしっかり根づいているところがいい。
マンハッタン・トランスファーのシンガーがケニー・バロン、レイ・ドラモンドをバックにしたスタンダード集。濃淡の対比も鮮やかに、のびのびと歌う(3)では巧さをアピール。軽快にスウィングする(10)、ロマンティックな(12)と守備範囲も広い。どこか生真面目な表情も味。