制作・出演 : ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
第1番完成の翌年、わずか3ヵ月ほどで書き上げた作品。“ブラームスの「田園交響曲」”とも呼ばれているが自然描写はなく、温かく伸びやかな雰囲気で、彼の4曲の交響曲の中で最も親しみやすい作品となっている。
近代の管弦楽法のひとつの精華を聴くことができるレスピーギの代表作。「ローマの松」は4ヵ所の松をテーマに古代ローマの歴史を描き、「ローマの祭り」は古代から現代までの4つの祭りを壮麗に描いた作品だ。
若きパールマンの、最も輝いていたころの録音。後年の円熟した練達さとは違って、ここにはまだ真摯な情熱がほとばしっている。開放感あふれるパガニーニやサラサーテなど、これぞまさしく快演だ。
制作・出演
Musumarra / ブルガリア交響楽団 / ブルガリア交響楽団合唱団 / ルチアーノ・パヴァロッティ / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 / ロマーノ・ムスマッラ / ローマ・アカデミー合唱団 / ローマ交響楽団「威風堂々」は第1番が有名だが、本作には全曲が収録されている。「フォールスタッフ」はファルスタッフのことで、50代後半の作。プレヴィンの指揮はまことに流麗にして、イギリス的な折り目の正しさを保っている。
制作・出演
BBC交響楽団 / エルガー / サー・ゲオルグ・ショルティ / サー・チャールズ・マッケラス / レナード・バーンスタイン / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団制作・出演
イヴォンヌ・ミントン / エルガー / サー・チャールズ・マッケラス / ジョン・シャーリー=カーク / デラ・ジョーンズ / ピーター・ピアーズ / ブリテン / マッケラス / ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団チャイコフスキーは、ツィンマーマン2度目の録音。ブルッフは、意外にも初めてだ。すでに40歳代となり、円熟への道を進み始めているもっとも脂が乗っている時期のものだけに、素晴らしい出来に仕上がっている。
クラシック音楽の入門者向けに定番曲を集めた、情操教育用のCDシリーズ。偉大な作曲家たちの名曲に、心を静める効果のある自然音が加えられた構成で、朝の目覚めや夜の安らかな眠りに効果覿面だ。
これらの60年代の演奏は、ラフマニノフを得意とするプレヴィンにとって、それぞれの曲の1回目の録音にあたる。交響曲第2番では当時慣用的に使われていたカット版が使用されている。交響曲の演奏は、起伏に富み、表情が豊かで、ロマンティック。それでいて、音楽に若々しい推進力がある。ピアノ協奏曲では、アメリカ出身のピアニスト、ペナリオがソロを務めている。ラフマニノフにふさわしい華麗な演奏で作品の魅力を伝える。有名な第2、3番ではなく、第1、4番というところにこだわりが感じられる。
時代の歯車の噛み合わせの妙を感じる指揮者とオケ。プレヴィンのストーリー・テラーとしての才覚がいかんなく発揮されて、指揮者の表現要求の微細な綾までしなやかに音化するオーケストラの妙技とともに、作品の本来的な姿が見事なまでに整然と眼前に展開。