制作・出演 : ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
イギリス近代を代表する国民的作曲家二人の作品をカップリングした一枚。細部にまで彫琢が行き届き洗練されたデュトワによる「惑星」と、ダイナミックで推進力に満ちたショルティの「威風堂々」という、豪華な組み合わせだ。
指揮者ロストロポーヴィチが最も多く録音をしていた時期の作品。何度も録音しているチェロ協奏曲同様、年月をかけて得た雄大なスケールと濃厚な味付けに満ちた、ロストロポーヴィチならではのエネルギッシュなドヴォルザークとなっている。
すでに100近くのリリース歴を持つオスモ・ヴァンスカ、2007年の録音! シベリウス、ニールセンでの圧倒的な名演に加え、最近ではベートーヴェンでの革新的な解釈でも話題を呼んでいます。このロンドン・フィルハーモニーとの録音はバックスとラフマニノフ。伝説のイメージの中に熱烈な情熱を感じさせるバックスの『ティンタジェル』と陰鬱で叙情的、そして濃厚なラフマニノフの交響曲第3番という組み合わせはオーケストラの響きを大切にするヴァンスカにはぴったりの曲と言えるでしょう。全ての聴き手から称賛を受けるに値する凄演です。(ナクソス) ・バックス:交響詩『ティンタジェル』 ・ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調作品44 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 オスモ・ヴァンスカ(指揮) 録音時期:2007年12月8日(ライヴ) 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール Powered by HMV
テンシュテットのマーラーは、バーンスタイン同様、マーラーを楽譜の分析だけでなく、心情的な深い結びつきで理解できる最後の指揮者と言えよう。マーラー・ファンなら、避けて通れない演奏のひとつだ。
テンシュテットのマーラーは、バーンスタイン同様、マーラーを楽譜の分析だけでなく、心情的な深い結びつきで理解できる最後の指揮者と言えよう。マーラー・ファンなら、避けて通れない演奏のひとつだ。
制作・出演
イタロ・ターヨ / クリスタ・ルートヴィヒ / ズービン・メータ / ニール・ハウレット / プッチーニ / ミレッラ・フレーニ / モンセラート・カバリエ / リチャード・ヴァン・アラン / ルチアーノ・パヴァロッティ / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 / ローランド・パネライ「惑星」は、この曲の名演として、いまだに輝きを失っていない録音。ボールトすでに78歳での晩年のものながら、この曲の神秘的な美しさを最大限に描き出している。「エニグマ変奏曲」が入っているのも魅力だ。
ブルックナーやストラヴィンスキー(EXTON)、ブラームス全集(BRILLIANT)などで注目を集める指揮者ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン。彼は1960年にアムステルダムに生まれ、アムステルダム音楽院でヴァイオリンを勉強、19歳のとき、史上最年少で名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターに就任して話題となります。その後、コンサートマスターとして数々の名指揮者たちと共演したズヴェーデンは、指揮への情熱を抑えられず、1995年から指揮者に転身し、オランダのオーケストラの要職をこなしながら世界各地のオーケストラに客演し、名声を徐々に高めてきました。 今回登場するロンドン・フィルハーモニックとのマーラー5番は、そんなズヴェーデンの最新の姿を伝える注目の録音です。LPOレーベルの新しめのライヴ・レコーデョングは音質が良いものが多かったので、今回のアルバムにも期待が持てるところです。 ・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 ヤープ・ファン・ズヴェーデン(指揮) 録音時期:2008年1月16日(ライヴ) 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール Disc1 1 : マーラー交響曲 第5番 第1楽章: 葬送行進曲(正確な歩みで、厳格に、葬列のように、急に速く、情熱的にあらあらしく) 2 : 第2楽章: 嵐のように激して、いっそう大きなはげしさで、目だってゆっくりと 3 : 第3楽章: スケルツォ(力強く速すぎずに) 4 : 第4楽章: アダージェット(きわめてゆっくりと) 5 : 第5番 嬰ハ短調 第5楽章: ロンド=フィナーレ(アレグロ) Powered by HMV
制作・出演
アサートン / フランソワ・ユイブレシュト / ブライアン・バロウズ / マリナー / ユイブレシュト / レオシュ・ヤナーチェク / ロサンゼルス室内管弦楽団 / ロンドン・シンフォニエッタ合唱団 / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団制作・出演
アンナ・レイノルズ / カール・リヒター / ジョン・オールディス他 / ジョン・オールディス合唱団 / スチュアート・バロウズ / ドナルド・マッキンタイア / ヘレン・ドナート / ヘンデル / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団ミュンヘン・バッハとのドイツ語版も録音しているリヒターの、後年LPOと再録した英語版。1970年代に入ってからのリヒターは、幾分穏やかにはなったが、それでも堅牢で重厚なヘンデル像を作り上げている。
ルービンシュタイン85歳過ぎの録音ながら、まったく歳を感じさせない輝かしく溌剌とした演奏が繰り広げられており、驚嘆させられる。スケールの大きさや細部の多彩なニュアンスなど、巨匠ならではの世界が味わえる。