制作・出演 : 中丸三千繪
制作・出演
エイトル・ヴィラ=ロボス / クリストフ・イーゲルブリンク / ゲオルク・ファウスト / ディートマール・シュヴァルケ / ベルリン・フィル12人のチェリストたち / ユリアーネ・バンゼ / リヒャルト・ドゥーヴェン / ルートヴィヒ・クワント / ルート・コレーア / 中丸三千繪最高の音で楽しむために!
制作・出演
エヴェリーノ・ピド / カルロ・リッツィ / スコットランド室内管弦楽団 / ダルトン・ボールドウィン / フィルハーモニア管弦楽団 / プッチーニ / ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 / リチャード・アームストロング / 中丸三千繪発売元
ユニバーサルミュージック最高の音で楽しむために!
制作・出演
エディット・ピアフ / エヴェリーノ・ピド / カルロ・リッツィ / ダルトン・ボールドウィン / フィルハーモニア管弦楽団 / ヘンデル / ボローニャ歌劇場管弦楽団 / リチャード・アームストロング / ローラント・ブーア / 中丸三千繪発売元
ユニバーサルミュージック小澤征爾の「エレクトラ」でデビューしてから20年、その結晶がここにある。スタンダード・ナンバーや日本の民謡まで含んでいるが、なんといってもドラマティックなヒロインが似合う。今後はドイツものなども聴きたいし、全曲盤も期待したい。これからの20年が楽しみだ。
人気ソプラノ中丸三千繪、久々の新録音。ヴォカリーズによって歌われた4曲の名旋律がこのCD最大の呼びものだろう。タイトルになっているマーラーのアダージェットなど清冽で美しさの極みである。柔軟な声を生かした「4つの最後の歌」に中丸の新境地が窺える。
1990年、マリア・カラス国際声楽コンクールで第1位を獲得した直後に中丸美千繪が録音したデビュー・アルバムの、マルチ・チャンネルのマスターテープを使用したリマスター・バージョン。未発表の『愛の妙薬〜』も収録。若き中丸の瑞々しい歌声を堪能。
中丸三千繪が歌う近代イタリア歌曲選集。オペラ作曲家として知られるプッチーニやレオンカヴァッロ、ジョルダーノらの珍しい歌曲が集められていて、彼らのもう1つの顔を知ることができる。
最近のヒットチャートを賑わしている人気曲をとりあげて、中丸三千繪のテイストで歌いあげた1枚だが、シャンソンも映画音楽も、全体にやはりオペラティックな仕上がりである。ハッチンソン指揮&編曲によるフィルハーモニアの演奏は温かみがあって魅力的。
今年デビュー10周年を記念してのベストアルバム。ドラマチックに、感情を込めて歌うアリアなどを集めたものだ。力が入った歌唱に、時に緊張を強いられることがあるが、それも中丸の歌への熱い思いだろう。リリック・ソプラノの曲は特に吸収力あり。
イタリア・オペラの中でも名曲中の名曲を揃えたアリア集。安定感のある柔らかく艶やかな響きを持つ中丸の声は、線は細めなのだが、ふっくらと、表情豊かに聴こえるから不思議。どの曲も丁寧に心を込めて歌い上げられており、非常に好感の持てる演奏だ。
今回はとくにオペラ・ファンでなくとも楽しめる親しみのある曲を集めている。各曲には、少々生真面目なくらいきっちりと取り組んでいる。したがって多少違和感のある曲もあるが、名曲集として十分に美しくまとまっている。中では(9)が聴きごたえがある。
近代イタリア歌曲は現在の中丸三千繪にとってまさに最適のレパートリーだろう。有名な(6)を一聴すれば彼女のしっとり美しい声と、若々しく繊細な表現力がぴったりであることを実感して頂けるはずだ。伸び盛りの声楽家の歌声を心ゆくまで堪能して頂きたい。
中丸三千繪の最新盤は、92年8月と93年3月にパリで録音されたイタリア近代歌曲集。ふっと、くぐもった響きを感じたり、歌唱に力みを感じるところもある。中丸さん、張り切り過ぎなのかもしれない……。名伴奏者ボールドウィンのピアノは風趣が漂う。