制作・出演 : J.S.バッハ
ソニー・クラシカルの人気コンピレーション・シリーズ“イマージュ・クラシーク”のバッハ第2弾。前作収録以外の名曲と編成や演奏家を異にした前作の別ヴァージョン曲を収録。前作とあわせてバッハ理解が深まること請け合いだ。
ベレゾフスキーと室内楽を発売しているマフチンのソロ・アルバム。もちろん現代楽器での演奏だが、古楽器の奏法などには目もくれず、ごくごくまっとうに演奏している。驚くような個所はないものの、曲の核心をしっかりと見つめたような姿勢がいたく心を打つ。
ハープでゴルトベルクを譜面どおり弾いてしまうという意表を突いて大胆な仕業。鍵盤奏者をカッと熱くさせる音の動きや響きの立ち方とは異質。むしろ対位法の無限、その非日常的網目の中にユラリ引き込んで時間を喪失させる、作品のコアたる世界が立ち現れる。
我が国の誇るプリマドンナ・佐藤しのぶが満を持して録音した愛唱歌集。家族みんなで楽しめる素敵なCDに仕上がった。注目したいのがイタリア版『みんなのうた』とも言うべきゼッキーノドーロの2曲。「小さなコーヒー豆ちゃん」で歌姫の新たな魅力に触れてほしい。
ジャンルを越えて活動していた沢井忠夫を中心とした邦楽奏者たちと、日本ジャズ界の名プレイヤーたちによる異色のバッハ名曲集。どんな楽器やアレンジをも呑み込んでしまうバッハの懐深さと、録音時から約40年を経た今日でも面白く聴ける着想の妙に感嘆することしきり。
さまざまな効用がある音楽だが、本作では集中力を高めてくれる曲を選曲。バッハやラヴェル、ハイドンなど、読書や勉強の時間や大切な本番の前などに聴けば、気持ちが落ち着き集中力が高まること請け合いだ。
“音楽の父”と呼ばれるJ.S.バッハのコンピレーション・アルバム。最初と最後におなじみの「主よ、人の望みの喜びよ」を配し、バッハの名旋律を多く収録。親しみやすいアルバムに仕上がっている。
10年を経ての再録音は、別人のよう。最初のテーマからして、大きな呼吸をし、ゆったりとした間合いを取った演奏だ。その後の変奏曲でも振幅が大きく、それが深い陰影をも作り上げていく。ジャーマン・タイプの楽器とも相性がいいようで、奥行きのあるサウンドも美しい。★
バッハのコンピレーション。本作は器楽編として、「G線上のアリア」や「主よ、人の望みの喜びよ」などの有名曲が、さまざまな楽器で演奏されている。リラクゼーション・アルバムとしても楽しめる仕上がりだ。
バッハの声楽曲を集めたコンピレーション・アルバム。「マタイ受難曲」の切々とした心に訴える名アリア「憐れみたまえ」をはじめ、受難曲やカンタータなど宗教曲の名曲を集めている。心癒される一枚だ。
堤にとって3度目の同作品の全曲録音。「以前よりもバロック的なものに近くなった」とは本人の弁だが、骨太な構成や、ゆったりとした呼吸感がもたらす懐深さといった持ち味を損なうことなく、見事に新境地を切り拓いている。第5番はA線をGに下げる変則調弦を採用。
発売元
日本コロムビア株式会社バッハが残した膨大な作品のうち、各ジャンルからの有名曲を中心にまとめ上げた、充実のバッハ・コンピレーションBOX。モダン楽器からピリオド楽器まで、バッハ演奏の重要な録音が多数収録されている。
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日本コロムビア株式会社バッハが残した膨大な作品のうち、各ジャンルからの有名曲を中心にまとめ上げた、充実のバッハ・コンピレーションBOX。モダン楽器からピリオド楽器まで、バッハ演奏の重要な録音が多数収録されている。
好評の“ベスト101”シリーズのバッハ編。クラシックを語る上で欠かすことのできない作曲家のひとりで、あらゆるジャンルの音楽家がアプローチすることでも有名なバッハの魅力が満載された豪華6枚組だ。
TVドラマ『相棒』で使用されたクラシックの名曲を、シーズン別に収録した3枚組コンピ。好評だった前作の収録曲に加え、収録できなかった楽曲も追加。『相棒』ファンはもちろん、クラシック・ファンにもオススメだ。