ジャンル : ロック・ポップス > ハードロック・ヘヴィメタル
鋼鉄の群狼パワーウルフがキャリア初となるベスト・アルバム『ベスト・オブ・ザ・ブレスト』をリリース! ニュー・ ヴァージョンを含むバンドの代表曲16曲を完全網羅、2018年のツアーから全14曲のライヴ音源を収めたボーナスCD も付属した特別仕様でのリリース! ルーマニアの狼男伝説や宗教をテーマにドラマティックなパワー・メタルを展開するドイツのパワーウルフが初のベス ト・アルバム『ベスト・オブ・ザ・ブッレスト』を完成させた。 2003年にドイツにて、マシュー・グレイウルフ(ギター)とチャールズ・グレイウルフ(ベース)が中心となって結成 され、ルーマニアのブカレスト国立音楽大学でオペラを学んでいたアッティラ・ドーン(ヴォーカル)を迎えたメンバー で、2005年にアルバム「RETURN TO BLOODRED」(2005年)でデビューを果たしたパワーウルフ。 2ndアルバム 『LUPUS DEI』(2007年)、3rdアルバム『BIBLE OF THE BEAST』(2009年)をリリースしつつ、地道にライヴ活動 を続けた彼らは、白塗りメイクを施した神秘的なヴィジュアルとエキサイティングなライヴ・パフォーマンスが注目を 集め、ヨーロッパでじわじわと人気を拡大していくことになる。 その後、バンドの代表曲を数多く収録した4thアルバムの『BLOOD OF THE SAINTS』(2011年)でブレイクした バンドは、日本でのデビュー作となった5thアルバム『陰翳礼讃/プリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト』(2013年:ド イツ・チャートNo.1)と6thアルバム『狂気崇拝/ブレスト・アンド・ポゼスト』(2015年:ドイツ・チャート最高3 位)を本国で大ヒットさせると、2015年のヨーロッパでのライヴを収めたDVD+CD『ザ・メタル・マス・ライヴ』(2016 年)を挟んでリリースした、7thアルバム『ザ・サクラメント・オブ・シン』(2018年)もドイツ・チャートNo.1を記 録。 名実共にドイツのメタル・シーンを代表するバンドとなったパワーウルフが、今回、自身初となるベスト・アルバ ム『ベスト・オブ・ザ・ブレスト』をリリースすることになったわけである。 2ndアルバムの『LUPUS DEI』から7thアルバム『ザ・サクラメント・オブ・シン』までの6作品から2〜3曲ず つバランス良くセレクトされたこの作品は、16曲中7曲がニュー・ヴァージョンということで、キャリアを振り返り つつ、現在の彼らも楽しめる内容になっている。 さらにボーナス・ディスクとして、『ザ・サクラメント・オブ・シン』 を引っ提げて行なわれた2018年のライヴ・テイクを収録ており、まさにパワーウルフの魅力を凝縮したスペシャルな 1枚が完成したと言える。 ★仕様 ●日本語解説書封入
リアル・オーケストラを伴ったロードバーン・フェスティヴァルでのステージを収録したライヴ盤。 エクストリーム・ アヴァンギャルド・メタルのパイオニア、トム・G・ウォリアーが30年を費やし完成させたレクイエム3部作が、ついに日の目を見る! 【日本語解説書封入】 百花繚乱の様相を呈している21世紀のエクストリーム・メタル・シーン。 当然、さまざまな先人たちの偉業の上に、それは成り立っているわけだが、スイスのセルティック・フロスト、あるいはその前身であるヘルハマーほど、その影響が多岐に渡るバンドも珍しいだろう。 異常なまでにシンプルなギターリフ、そして女性ヴォーカルやクラシカル楽器等の導入。 言い換えれば、極端なプリミティヴさとプログレッシヴさの融合という独特すぎるその世界観は、デス・メタル、ブラック・メタルはもちろん、ハードコアやグラインドコアなど、パンク界にも大きな影響を与えた。 それだけではない。 ストリングス、フレンチホルン、ティンパニ、オペラティック・ヴォーカルからリズムマシンまでをも取り込んだ、史上初のエクストリーム・アヴァンギャルド・メタル・アルバムである『イントゥ・ザ・パンデモニウム』(87年)は、ゴシック・メタルの元祖とも言える作品。 この歴史的名盤は、パラダイス・ロストを経由し、オランダのザ・ギャザリングにインスピレーションを与えた。 つまり、現在ヨーロッパで大きな人気を誇っているエピカ、ウィズイン・テンプテーションといったゴシック・メタルですら、ルーツを辿っていけばこのセルティック・フロストに行き着くのである。 確かにヘルハマーやセルティック・フロストは、商業的な成功には恵まれなかったかもしれない。 だが、その影響力はどんなビッグ・バンドたちにも負けないものなのだ。 08年にセルティック・フロストを脱退したトムが始めたのが、このトリプティコンである。 これまでに『EparisteraDaimones』(10年)、『MelanaChasmata』(14年)という2枚のアルバムをリリースしているトリプティコンであるが、この度リリースになるのは、フル・オーケストラをフィーチャしたこのライヴ作品である。 『レクイエム(ライヴ・アット・ロードバーン2019)』と銘打たれた本作は、セルティック・フロスト?トリプティコンのアヴァンギャルド的側面の総決算となる内容。 というのも、ここに収録されているのは、2019年4月12日、オランダのロードバーン・フェスティヴァルでプレイされた壮大すぎるレクイエム3部作。 実はトム・G・ウォリアーは、86年の時点ですでに、このレクイエムの構想を持っていた。 実際、前述の『イントゥ・ザ・パンデモニウム』には、その第1部にあたる「レックス・イレ」が収録されている。 それから20年後にリリースされた『モノセイスト』のクロージング・ナンバー、「ウィンター」には、「レクイエム・チャプター3:フィナーレ」という副題がついていた。 そしてこの度、ついに残された第2部が初お披露目となり、30年以上に及ぶトムの壮大なプランは完成を見たのだ。 それもリアル・オーケストラを起用するという完璧な形で!「レックス・イレ」にしても、「ウィンター」にしても、ライヴでプレイされるのはもちろん初めて。 初披露となった第2部の「グレイヴ・エターナル」は30分を超える超大作。 エクストリーム・メタルに何でもアリをもたらしたパイオニア自身が、30年の時をかけ、アヴァンギャルド・メタルの頂点を極めた。 大げさでなく、その仕上がりは鳥肌モノ。 ただひたすら重く、暗く、そして美しい。 DVDにも、この日のステージ模様をフル収録。 エクストリーム・メタルの歴史的イベントを視覚的にも追体験できる。
オーストラリアが誇るプログレッシヴ・メタル・バンド、カリギュラズ・ホースの5枚目。 変拍子の嵐、複雑な楽曲、確固たる演奏テクニックの上に構築される、哀愁と美が溢れる世界はプログレの1つの到達点! カリギュラズ・ホースは、オーストラリアのプログレッシヴ・メタル・バンド。 結成は10年。翌 11年に『Moments from Ephemeral City』でアルバム・デビュー。 13年にはセカンド、『The Tide, the Thief, and River's End』をリリースする。 このコンセプト・アルバムが、ドイツのプログレッシヴ系大手、インサイドアウト・ミュージックの耳にとまり、カリギュラズ・ホースはワールドワイドのレコード・ディールを手にすることとなる。 サード・アルバム、『Bloom』リリース後、オーペス、マストドン、アナセマなどといったビッグネームたちとのツアーを重ねたこともあり、カリギュラズ・ホースの名は瞬く間にプログレ・ファンの間に浸透していった。 17年にやはりインサイドアウトからリリースされた4枚目、『 In Contact』は、地元オーストラリアの音楽チャートでTOP50入りするなど、商業的 にも成功した作品となった。 そんなカリギュラズ・ホースによる5枚目、待望のニュー・アルバムが、この『ライズ・レイディアント』である。 これまでで最も激しく、最も感動的、最もバラエティに富んでいて、最も濃密、最も詩的であり最も邪悪。 こんな風に表現されたアルバムが、バンド史上の最高傑作でないはずがない。 影響を受けたアーティストとして、キング・クリム ゾン、スティーリー・ダン、オーペスからジェフ・バックリィの名までが挙がる幅広い音楽スタイル。 変拍子の嵐にさ らされながらも、哀愁あふれるヴォーカルは常に美しさを湛え、聴きやすさが失われることは一切ない。 確固たるテクニックで圧倒的な世界観が構築されていくさまは、プログレッシヴ・メタルの1つの理想型。 プログレ・ファンはもちろん、ヘヴィメタル・ファンも必聴のクオリティ。 日本盤にはボーナス・トラック収録。 ★仕様 ●/日本語解説書封入
現代USメタルの最高峰が5年ぶり、第8弾オリジナル・アルバムで帰還する。ヘヴィネスの原点に立ち返り、混迷の時代を撃ち抜くアメリカの絶叫。 21世紀のヘヴィ・ロック・シーンにおいて、ラム・オブ・ゴッドは最強の名を欲しいままにするバンドだ。 1994年、米国ヴァージニア州で結成した彼らは急速に頭角を現し、『ラス』(2009)、『レゾリューション』(2012)、 『VIIシュトゥルム・ウント・ドラング〜疾風怒濤〜』(2015)は連続して全米チャートのトップ3入りを果たしている。 近年は亡きファンに捧げるEP『ザ・デューク』(2016)、前身バンド:バーン・ザ・プリースト名義でのカヴァー・アルバム『リージョン:XX』(2018)、 そしてマーク・モートン(ギター)がソロ・アルバム/EPを発表するなど、精力的に活動してきた彼らだが、いよいよ5年ぶりのフルレンス・アルバムを完成させた。 バンドの原点に立ち返るべく、『ラム・オブ・ゴッド』と名付けられた本作。 その理由についてマーク・モートンは「これこそがラム・オブ・ゴッド。バンドの創造性に対する誇りと満足感に溢れる、 新鮮なエネルギーに満ちたアルバム」と表現している。結成以来のメンバーだったクリス・アドラー(ドラムス)の脱退は世界中のファンに衝撃をもたらしたものの、 既にツアーに同行していたアート・クルーズを正式メンバーに起用。プロングに在籍したこともあるアートの腰骨を粉砕するドラミングを得て、 バンドの新章を高らかに宣言するサウンドをもたらしている。 今やメタル界の“顔”となったランディ・ブライのシャウトも切実感と威圧感を兼ね備え、バンド全体を臨界点へと牽引していく。 アルバムに先駆けて公開されたリーダー・カット「チェックメイト」は超弩級ヘヴィ・サウンドに乗せて現代社会の欺瞞・ヘイト・拝金主義を痛烈に批判しており、 その鋭利な切っ先がいささかも鈍っていないことを証明する楽曲だ。この曲は2020年2月14日、シカゴの“ハウス・オブ・ヴァンズ”で行われた スペシャル・ライヴで世界初披露され、新作への期待をさらに高めることになった。 念願の全米チャート1位獲得なるか?また、これまで5回ノミネートされてきたグラミー賞を奪取するか?メタル界に激震をもたらす本作は、 世界の耳目を集めずにいない。メガデスとのダブル・ヘッドライナー北米ツアー“ザ・メタル・ツアー・オブ・ジ・イヤー” (サポートはトリヴィアム、イン・フレイムス)も決定。KNOTFEST JAPAN 2016以来となる日本上陸も待たれる。 時計の針は止まり、世界蹂躙へのカウントダウンが始まった。ラム・オブ・ゴッドの新世紀到来である。 【メンバー】 ランディ・ブライ (ヴォーカル) マーク・モートン (ギター) ウィル・アドラー (ギター) ジョン・キャンベル (ベース) アート・クルーズ (ドラムス)