ジャンル : クラシック > 管弦楽曲
63年の録音。プレヴィンが初めてクラシックの管弦楽曲を振った記念すべきアルバムである。組曲「赤い子馬」はコープランドの映画音楽の組曲版で、覇気に満ちた溌剌とした演奏がいかにもプレヴィンらしい。ブリテンの「鎮魂交響曲」も感情移入と表現が凄まじいばかりだ。
発売元
株式会社ポニーキャニオンさまざまなシーンに活用できて楽しめるオムニバス・ベスト・シリーズ『決定盤!!』。本作には、東京佼成ウィンドオーケストラの演奏による吹奏楽の定番曲の数々を収録。
制作・出演
アルフレード・ニグロ / アルベルト・ヴェロネージ / アンナマリア・デロステ / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / ステファノ・セッコ / プッチーニ / プラシド・ドミンゴ / ヴィオレッタ・ウルマーナクラシックにオバマの名演説を単にかぶせた内容だが、そもそも米国では偉大な政治家のスピーチ自体が交響曲のようなものなのだ。選曲も、勇ましげで扇動的というより、高潔でドラマティック。しかし、これが日本の政治家だったら世にも奇妙な珍盤の誕生だぁ!
最高の音で楽しむために!
世界遺産を使っての大イベント。大きくない編成のウィーン・フィルが大観衆に負けじと頑張っている姿が目に浮かぶ。熱気に煽られたせいか荒っぽいところもあるけれど、それもライヴの醍醐味。テーマの“夜”は熱く盛り上がったようだ。珍しい版での「はげ山〜」が新鮮。
制作・出演
アンドレ・プレヴィン / ウィーン・ジュネス合唱団 / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / エヴァ・リンド / ギュンター・トイリング / クリスティーン・ケアーンズ / メンデルスゾーン最高の音で楽しむために!
制作・出演
アンドレ・プレヴィン / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / バーバラ・ボニー / マイケル・オンダーチェ / モレイ・ウェルシュ / ルネ・シーベルト / ルネ・フレミング / ロンドン交響楽団最高の音で楽しむために!
メータとベルリン・フィルによるR.シュトラウス・チクルスの第5弾。「英雄の生涯」はメータ3度目の録音で、BPOの機動力が存分に発揮された快演だ。ホルン協奏曲もハウプトマンのうまさが光る。
メータとVPOによるスッペの序曲集。スッペはウィーンで活躍し、当時パリで人気絶頂だったオッフェンバックと並び称されたオペレッタ作曲家で、ノリがよい楽曲を多く制作した。シンフォニックで幾分重厚な演奏により、曲作りのうまさが表出している。
オーケストラのための小品でお馴染みのアンダーソン。自身がピアノ用に編曲した版による世界初録音だ。オーケストラで聴くイメージを守りながら、平易な編曲になっているようなので、ピアノの発表会などにも好適だろう。白石のピアノはさり気なく、しかしツボを心得て見事。
村上春樹の話題の小説『1Q84』に登場するクラシック曲を集めたアルバム。小説の世界をいっそう鮮明にするJ.S.バッハ、ブラームス、ハイドン、シューマンなどの楽曲を収録。小説とともに手元に置きたい一枚だ。