ジャンル : クラシック > 協奏曲
制作・出演
アルフレート・マレチェク / ウィルヘルム・ポゼッガ / ジークフリート・ボリース / ハインツ・キルヒナー / フリッツ・リーガー / ベルリン・フィルハーモニー四重奏団 / ベートーヴェン / ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団発売元
日本コロムビア株式会社ドイツの女性ヴァイオリニスト、ショルツが、自ら芸術監督を務めるベルリン室内管弦楽団とともにブランデンブルク協奏曲(第2?5番)を録音した。ショルツのヴァイオリンを含め、ソロ楽器が安定。まとまりのあるアンサンブルが展開されている。
制作・出演
GiuseppeCabrio / LucaMares / MassimilianoTieppo / アンドレーア・マルコン / カルミニョーラ / ムローヴァ / ヴィヴァルディ / ヴェニス・バロック・オーケストラ汲めども尽きせぬ音楽の泉、ヴィヴァルディのコンチェルト。トリノの源泉(図書館)から今回マルコンたちが汲み上げた、ムローヴァ・フレーヴァーの“2台”集。ヴィヴァルディがソロのふたりを活性化させたかのように、生気漲る演奏が繰り広げられる。
制作・出演
COE / LorenzaBorrani / アンネ・ソフィー・フォン・オッター / ウィリアム・コンウェイ / エリザベス・ケニー / オッター / クリスティアン・ベズイデンホウト / ダニエル・ホープ / ヴィヴァルディ現代楽器を使用して古楽器のスタイルを取り入れるのは最近の流行で、ホープもそれに準じている。しかし、彼の良いところはいかにも物まねといった雰囲気がなく、その昔からそのスタイルのように表現が板についている。オッターのアリアはいかにも豪華。
ヤンセンは若くて表現欲いっぱいのソリスト。硬軟自在に歌いまくり、大人っぽい色気もたっぷりである。伴奏のハーディングも単なる伴奏の域を超えて立体的で切り込みの鋭い表現を連発。独奏ともども非常に聴きごたえがある。新定番の登場である。
制作・出演
J.S.バッハ / アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 / エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム / エルネスト・アンセルメ / スイス・ロマンド管弦楽団 / ディヌ・リパッティ / パウル・ザッハー / 南西ドイツ放送管弦楽団リパッティの死後、約50年ほど経って発見された放送用録音で、発売当初に大きな話題となった。バッハの美しさもさることながら、研ぎ澄まされたリスト、そしてバルトークの鋭敏な演奏など、一聴の価値あり。
ミケランジェリにしては珍しいラフマニノフの協奏曲と、文句なしのラヴェル。繊細で強靭なラフマニノフにミケランジェリの真骨頂が見て取れるが、ラヴェルの輝きは録音の古さを超えて迫ってくる。
制作・出演
アルベルト・ネグローニ / アントニオ・ボカテッラ / ジュリオ・フランツェッティ / ブルーノ・カヴァッロ / ミラノ・スカラ座フィルハーモニー合奏団 / リッカルド・ムーティ / ロバート・ケテルソン / ヴァレンティーノ・ズッキアーティ / ヴィヴァルディミラノ・スカラ座管の選りすぐりのメンバーからなるアンサンブルを、十二分にうたわせたムーティの指揮が素晴らしい。カップリングの2曲の協奏曲は、ソリストの妙技が楽しめる。モダン楽器による新鮮なヴィヴァルディだ。
制作・出演
アルフレード・ベルナルディーニ / アルベルト・グラッツィ / ガブリエーレ・カッソーネ / ゼフィロ / ゼフィロ・バロック・オーケストラ / パオロ・グラッツィ / ファッシュ / マッシモ・スパダーノ / レナータ・スポッティ制作・出演
ChristineRox / MarenRies / RiccardoMinasi / UlrichWolff / アルブレヒト・マイヤー / クラウス=ディーター・ブラント / ニュー・シーズンズ・アンサンブル / ルーカ・ピアンカ / ヴィヴァルディベルリン・フィルの首席オーボエ奏者であるマイヤーのセカンド・アルバム。イタリアの協奏曲集である。ヴィヴァルディの演奏に象徴されるように、目覚ましい技巧と豊かな歌心を持った奏者。音はあくまでふくよかに美しく、聴き手の耳を魅了してやまぬ。
コラールが満を持して録音した全集。古典的な均整美と豊かな色彩感とが一体となった作品を、コラールはクールに洗練された味わいを持って演奏し、新たな魅力を創出している。プレヴィンによるバックも素晴らしい。
サラ・チャン16歳の時の録音。すでに熟達したテクニックを持ち、その音楽性は完成の域に近づいている。ヤンソンス、BPOという願ってもないサポートを得て、彼女の魅力が十分に開花した一枚。
数多くのジャズ・フェスに出演経験を持つクラシック・ピアノ界の異端児、ファジル・サイ。本作でも、クラシック、ジャズ、自らのルーツであるトルコ音楽を縦横無尽に動き回るオリジナリティは唯一無二。圧巻はモーツァルトの斬新な解釈とも取れる2曲目。