ジャンル : クラシック > 協奏曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2&4番ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2&4番
ルガンスキーは若々しいパワーを存分に発揮しつつも、単にガンガン叩いてなるものかという彼自身の厳しさもひしひしと聴き手に伝える。オラモもそれに同調し、甘さを控えめにした、大人の味を展開している。第2番も良いが、第4番がいっそう良いかもしれない。
J.S.バッハ:3声のシンフォニア/ヘンデル:組曲 第9番 ト短調/クレプス:パルティータ 第2番 変ロ長調J.S.バッハ:3声のシンフォニア/ヘンデル:組曲 第9番 ト短調/クレプス:パルティータ 第2番 変ロ長調
バッハ:ブランデンブルク協奏曲/管弦楽組曲第2番・第3番バッハ:ブランデンブルク協奏曲/管弦楽組曲第2番・第3番
制作・出演
J.S.バッハ / オーレル・ニコレ / カール・ミュンヒンガー / ゴットフリート・ランゲンシュタイン / シュトゥットガルト室内管弦楽団 / ヘルムート・ヴィンシャーマン / ヴォルフガング・シュルツ / 宮本文昭R・シュトラウス:協奏曲全集R・シュトラウス:協奏曲全集
制作・出演
アンソニー・コリンズ / イシュトヴァン・ケルテス / バリー・タックウェル / フリードリヒ・グルダ / ベルリン放送交響楽団 / ボリス・ベルキン / リヒャルト・シュトラウス / ロンドン交響楽団 / ヴラディーミル・アシュケナージシューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129/ブルッフ:コル・ニドライ作品47 他シューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129/ブルッフ:コル・ニドライ作品47 他
シューマンの協奏曲は早くもモルク2度目の録音となる。ヤンソンスとはドヴォルザークの協奏曲に続く共演だ。はつらつとして輝かしいなかにも、堂々として余裕すら感じさせる演奏を繰り広げている。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ピアノ協奏曲ニ長調[作曲者によるヴァイオリン協奏曲からの編曲]ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ピアノ協奏曲ニ長調[作曲者によるヴァイオリン協奏曲からの編曲]
ドイツの正統派としての評価は高まる一方だが、この真摯でストレートな演奏は彼自身の持ち味。音色には透明感もあり、切れのいいタッチには現代的な感性も感じさせる。伝統を受け継ぎながらも、彼自身の音楽を作り上げ、それを熟成させてきたのがオピッツだ。ヤノフスキ&名門オーケストラががっちりと組んで作った枠のなかで、オピッツは意外にもさまざまな束縛から開放されて自由な音楽を作り上げている。オマケなのだろうが、ベートーヴェン自身によるヴァイオリン協奏曲の編曲版は、オリジナルのピアノ協奏曲みたいで聴きもの。
ハイドン:ピアノ協奏曲集ハイドン:ピアノ協奏曲集
発売元
キングレコード株式会社地味な印象があるハイドンのピアノ協奏曲が備えている溌剌とした魅力が、しっかりと描き出されている。短調部分の翳りや暴発気味のカデンツァなど、シュタイアーが多彩な語り口を駆使。ピリオド楽器によるオーケストラの瞬発力に富んだ反応もすばらしい。★
ヴィヴァルディ:皇帝のための協奏曲集ヴィヴァルディ:皇帝のための協奏曲集
長い間、作品9の「ラ・チェトラ」を、手書きパート譜の形でカール6世に再献呈したものと考えられていたオーストリア国立図書館所蔵の自筆譜。その中から、多くの異版を参照しつつ再構成して世界初録音した6曲を収録。マンゼの溌剌としたアプローチが魅力的だ。