ジャンル : クラシック > 声楽曲
発売元
ユニバーサルミュージックアメリカを代表する合唱団のひとつで、ポップスから宗教曲まで幅広いレパートリーを誇るロジェ・ワーグナー合唱団の80年代の録音をHQCD化。柔軟なハーモニーの美しさを堪能することができる。
長い間にわたって愛唱されている合唱曲をオーケストラと共演した(武満作品を除く)2010年3月のライヴ録音。やや小振りの合唱とオーケストラの音楽的相性はいま一歩で、両者の付き合いの浅さを感じさせるが、聴き手の心を踊らせる演目を堂々とこなす横綱相撲の貫祿は両者ともさすが。再勝負への期待がふくらむ。
制作・出演
コミタス / ゴードン・ジョーンズ / ザ・ヒリヤード・アンサンブル / スティーヴン・ハロルド / デイヴィッド・ジェイムズ / ヤン・ガルバレク / ヨルゴス・セフェリス / ロジャース・カヴィ=クランプ17年ぶりの第2弾は、コミタスが編纂した中世期のアルメニアの宗教音楽が中心になっている。中世と現代とが交錯するという試みは前作と同じで、フリー・フォーム・スタイルのガルバレクのサックスに、ヒリヤード・アンサンブルの透明な声が絡んで、吸い込まれるような響きを作り出している。
2007年末〜2008年にクラシカル・チャート上位を賑わせた『愛の流星群』に続く、男性ヴォーカル・トリオのセカンド・アルバム。ロック&ポップスの名曲カヴァー+「愛の流星群」の別ヴァージョンの全10曲。マット・ビアンコ、スタイリスティックス、バックストリート・ボーイズなどを巧く料理している。
制作・出演
アラン・タイトス / アーヴィン・ゲージ / カール・ハウプトマン / クルト・アイヒホルン / バイエルン放送合唱団 / バンベルク交響楽団 / ホルスト・シュタイン / ミュンヘン放送管弦楽団 / モーツァルト / ルチア・ポップスロヴァキア出身の名歌手ポップ。コロラトゥーラから次第にリリコへと変貌し、深みのある歌唱を聴かせるようになった80年代後半から91年の録音である。どれも見事な歌唱だが、懐かしい舞台姿が目に浮かぶシュトラウスのアリア集がひときわ光彩を放つ。
制作・出演
カール・オルフ / クリスティアン・ゲアハーヘル / ゲルハルト・シュミット=ガデン / ダニエル・ハーディング / ハンス=ヴェルナー・ブンツ / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / パトリシア・プティボン / ラルフ・ルーデヴィヒ近年声楽大作にヒットが多いハーディング。当演奏も躍動的なリズムで一気に聴かせる。特筆すべきはオケと合唱の優秀さだ。たとえばTk8でのフルートの味わいや、交替に出るコーラスの透明感と音程のよさ。Tk16など速いテンポにもピタリと付けている。ゲルハーヘルも素晴らしい。
制作・出演
SKF松本合唱団 / アンソニー・ディーン・グリフィー / クリスティン・ゴーキー / サイトウ・キネン・オーケストラ / ジェイムズ・ウェストマン / ベンジャミン・ブリテン / 小澤征爾 / 東京オペラシンガーズ / 栗友会合唱団典礼文と現代詩、豊かではるかな響きと即情的に直裁な響きが交替し、祈りと怒りを行きつ戻りつ戦争の理不尽を抑制されたエモーションの中で突きつけるブリテンの力作を、小澤は過剰な演出抜き、確かな見識でヴィヴィッドかつ真率に聴かせる。堪能のライヴ。
高音質優秀録音! コミタス作曲のアルメニア&ドイツ民謡集 アルメニア生まれの世界的ソプラノ歌手、ハスミク・パピアンとピアニスト、ヴァルダン・マミコニアンによる世界初録音を含むコミタスのアルメニア&ドイツ民謡集。作曲のコミタスは約4000曲を作曲したアルメニアの偉大な作曲者です。彼の音楽は地域に根差した民謡です。アルメニアは山脈と高原が広がる山国で地域により起伏に富み、気候が大きく異なります。アルメニアの文化にしっかりと根ざした歌詞と雄大な音楽が最大の魅力となっております。SACDハイブリッドの高音質優秀録音。(キングインターナショナル) 【収録情報】 コミタス: ・アルメニア民謡集:杏の木、春が来た、烏、鶴、お父さん、子守歌、くもり、小川、月明かり、アルメニア ・ドイツ民謡集:9つのドイツの詩(世界初録音) ハスミク・パピアン(ソプラノ) ヴァルダン・マミコニアン(ピアノ) 録音時期:2005年7月 録音場所:ミュンヘン、バヴァリア・スタジオ 録音方式:デジタル44,1 kHz/24bit(セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Powered by HMV
制作・出演
G.Giordani / KaoruKuroki / KazuoWatanabe / KoujiHaijima / KumikoOzawa / N.Minato / SayakaKunori / YoshiakiTomoda / YukioKatou / 新垣勉 / 重松聡全盲のテノール歌手・新垣勉の歌手生活30周年記念アルバム。デビュー・アルバム『さとうきび畑』、シングル「さとうきび畑」「母三章」を1枚にまとめている。廃盤となっていただけに、ファンには朗報となるだろう。
フィッシャー=ディースカウ誕生日記念! AUDITE社から誕生日エディションが登場! ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウは、2010年5月28日で85歳を迎えます。 なんとフィッシャー=ディースカウとバレンボイムの共演! しかもオール・マーラー・プログラム! 凄い録音が出てきました! 1971年にベルリンで行われたマーラーの歌曲集の演奏会。歌うは46歳のフィッシャー=ディースカウ、声、表現とも彼の頂点の時期といってよいでしょう。そして伴奏は当時まだ29歳のバレンボイム。マーラーの歌曲の伴奏から、実に繊細な感情を引き出しています。しかもステレオ録音。これはもう聴くしかない絶品です!(キングインターナショナル) 【収録情報】 マーラー: ・『若き日の歌』より(ドン・ファンの幻想/春の朝/思い出/シュトラスブルクの砦に) ・私の歌をのぞき見しないで ・私はこの世に忘れられて ・『さすらう若者の歌』 ・『子供の不思議な角笛』より(浮世の生活/もう会えない/別れ/魚に説教するパドヴァの聖アントニウス/夏に小鳥は替わり/いたずらっ子をしつけるために/うぬぼれ) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 録音時期:1971年9月14日 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(ライヴ) Powered by HMV