発売元 : エムアンドアイ音楽出版
デビュー20周年を記念した上々颱風の初となるセルフ・カヴァー・アルバム。「愛より青い海」「いつでも誰かが」をはじめ、代表曲も多数収録。ワールドワイドな感性をいかした“ちゃんちきミュージック”を展開している。
ローズマリーがリプリーズに残した1963年録音の『ラヴ』の全曲に、64年録音の『サンクス・フォー・ナッシング』から2曲を追加収録。豪華なオーケストラをバックに情感豊かに歌うバラードが味わい深い。
83年2月27日にワシントンDCで行なわれたコンサートのライヴ盤で、ジョニー・マンデルの作品集。ゆったりとしたテンポ設定の(1)は言葉を噛みしめるような深い表現で実力を発揮。語りかけるような(7)の軽やかさも心地いい。(13)はマンデル自身も参加した91年のデモ録音。
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エムアンドアイ音楽出版同じニュージャージー出身の大先輩、フランク・シナトラの流れを汲む男性シンガーがRCAに残した代表的な64年と66年の作品。ともにミュージカル、映画関連の親しみやすい楽曲が中心で、そのヴォーカルは20代後半の若々しさ、率直さに満ちている。
シナトラのお気に入りとしても知られるフランキー・ランドール。そんな彼らが、こちらもシナトラのお気に入りであるビリー・メイを編曲者に迎えた、痛快無比のスウィング・アルバム。
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エムアンドアイ音楽出版知る人ぞ知るジャズ・シンガーの64年作品。知名度は日本でもアメリカでも低いが、シナトラやサラ・ヴォーンはじめ、多くのシンガーから賞賛されている。派手さはないが、独特の歌唱スタイルを確立し、大人の歌を聴かせてくれる。選曲も渋く、いかにも通好み。
渋い唱法でシナトラ以上の魅力を発揮したダモンがその魅力を遺憾なく発揮する。純然たるジャズ・ヴォーカルというよりはポピュラ・ヴォーカルの風味を利かせたスタイルが心地よい雰囲気を醸し出す。この名盤が世界初CD化というのにもびっくり。
“第2のフランク・シナトラ”として注目を集めたダーリンの61年作品。トリー・ジトーの編曲指揮によるオーケストラをバックに、パンチの利いたスウィング感あふれるナンバーと、滋味あふれるバラードをバランスよく歌う。日本では63年以来の復刻というマニア垂涎の一枚。
ジーン・クルーパ楽団の専属男性シンガーであったビル・ブラックが50年代中頃に吹き込んだリーダー作。喪失した愛や青春を歌った曲が並んでいて、いわゆるコンセプト・アルバムでもある。それら楽曲を控えめなギター演奏をバックに、彼はじっくりと歌い上げていく。
10インチ盤『ピンキー』の人気で伝説的な存在だった女性シンガー、ピンキー・ウィンターズの2001年録音。未発表を1曲追加しての再発。ピアノとベースの伴奏で淡々と渋めのスタンダード・ソングを歌う。リラックスしながらも味わいのある歌が綴られる。