発売元 : ビクターエンタテインメント
フレーズの一句一句がやたらと力強いバンドだと思っていたけれど、このマキシでは、メロディや音運びに明るさと温かさが感じられ、心地良さとはすこし違う、ぴりっと南向きな風が吹いている。ドラマティックな聴かせ技は健在なので、ファンが確実に増えるでしょう。
大仰な弦〜オケ的サウンドとチープで忙しげなビートが掛け合わさったトラックのシンプルで耳にはりつくポップさも、南部訛りが生き生きとした脱力フロウの不敵ぶりも極まれり、といったふう。95年、14歳でデビューしたニューオーリンズ産ラッパーの3年ぶり7作目。
ブラジルの重鎮メタラーによる、ライヴ作&カヴァー集を挟んでの約2年ぶりの新作。ヘヴィ&グルーヴィ一直線で小細工なしの仕上がりは、レーベル移籍による心機一転もあるのだろうか。地を這うかのような激音もベテランならではの自信に満ち満ちている。
モータウンを離れて自身のレーベルを立ち上げ、思うままに作った新作。うまくいかない恋愛がテーマになっているようで、セルフ・プロデュースの(1)〜(11)はひたすら内省的で静かだが、親友のジョーと共作した(12)(13)はリズミカルで開放感が加味されている。
82年結成のカナダの4人組。新メンバーに元メタリカのジェイソン・ニューステッド(b)を迎えた新体制でのアルバムで通算13枚目。前衛的なヘヴィ・ミュージックを創造してきた彼らの個性を2003年という時代性で叩き付けた力作で、本格復活を高らかに宣言。
世代や地域を越えた創造活動を行なっているグループ“ZEROキッズ”によるミュージカルがCD化。音楽教材としても最適の作品。サウンド・プロデュースは谷川賢作。
移籍第1弾。スティール・パンをメインにしたダブ/レゲエという音楽性はこれまでと同様だが、アヴァンギャルド寄りの演奏で呪術的な匂いを醸し出したり、ギターやサックスが活躍する激しいセッション風があったりと、より広がりのある音になっている。
世界的に愛されるボサ・ノヴァの生みの親ともいえるジョビンへのオマージュ作品。長谷川陽子と福田進一とによって描き出されるそのプロフィールは、あくまでもシンプルでスマート。仕立てのいいテーラーメイドのトロピカル・スーツにも通じる晴れやかさが漂う。