発売元 : ビクターエンタテインメント
ドイツのベテラン・メタル・バンドの90年代後半を振り返るベスト・アルバム。“ガン”とは、当時彼らが所属していた独BMG傘下のレーベル名だ。どちらかというとダークな色彩の楽曲が多い時期で、オーケストラとの共演組曲に加えて、未発表曲も収録。
スケールの大きなミディアム・ロック・バラード。メランコリックなギター・アルペジオの静かな前半から、サビでは一気に弾けて激しくラウドになり、その対比が鮮やか。ヴォーカルは終始ひたむきに叫び、エモーションを存分に放出している。
作曲家、菅野よう子が、世界中を巡りながら、自分の感性に合う人材を起用し作り上げた、壮大な音絵巻。クラシカルな要素の高い組曲風楽曲から、壮大なハーモニーを活かした歌。壮麗なバラードなど、まるで大作級の映画のサントラ盤を聴いてるかのようだ。★
アコースティック系トリオ・バンドのシングル。ミニマルなピアノと生ギターを軸にストリングスが徐々に曲をもり上げていくタイトル曲は静かに聴く者を吸い込んでいく磁力がたっぷり。ヒップホップなリミックス曲(2)との落差の大きさに彼らの得体のしれなさが。
アングラな空気が満載の4人組バンド。結成は92年だが、現メンバーになったのは2000年。本作はメジャーでのファースト・アルバムで、これまでどおりに多種多様な音楽的要素を盛り込んだ超特異なスタイルを提示。しかも洗練度合いが秀逸。妖しいモノを体感したい人に。★
ディスコ・ミュージックマニアとしても有名なパパイヤ氏だが、本作はソウルフルでメロウな声が堪能できる。(1)はタイアップもあってか、歌詞の展開が強引だけど、全般にオトナの恋の駆け引きが面白く聴ける。氏の声と演奏音のバランスからもバンドとしての発売に肯ける。
85年開始のショパン・シリーズについにソナタ全集が登場。音楽の瞬間にのめり込み過ぎてしまうのでなく、作品を見渡す視点をキープした演奏。直情的な表面的エモーショナルさはないが、繊細さは失わない。細かいパッセージのクリアさも寧ろ作品理解の深さを感じさせる。
先日出したアルバムの、裏ヴァージョン的マキシ。アルバムを絶賛したひともそうでないひとも、聴くべき。聴いて、さらに深く濃い評価を下すべき。これが、アルバムの余力なのだとしたら、“すごいでくるり”って思わずにいられない。ジャケのイラストも、サイコー。★⇒♪くるり特集♪をチェック!