発売元 : ビクターエンタテインメント
元スキッド・ロウのセバスチャン・バックが、ひょんなことから、女性ミュージシャンのケリー・ディールと組むこととなったプロジェクト作。96〜97年頃に断続的に録音された音源から成り、何でもアリの“未来のロックン・ロール”が詰め込まれている。
ポップス界を代表する女性作詞家のひとりが81年に発表したソロ3作目であり、バート・バカラックとの婚前アルバムでもある。ムード満点。例によって都会的な趣味の良さが光る一枚で、ニール・ダイアモンドやピーター・アレンとの共作曲も含む。
俗の裏ベスト扱いだが、自由度の大きいアルバムからの選曲である本作は青春賛歌だけではない19の音楽性を垣間見ることができる。緩い時間の中でほの暗さと光の両方を見せるポップ・ソングは、巧みなアレンジを伴いながら歌の純粋性を伝えている。
ジャーマン・メタルの雄、ガンマ・レイの6作品がデジタル・リマスターで登場。今作は1993年発表のサード・アルバムだが、目玉はボーナス・トラック3曲。とくにジューダス・プリーストのトリビュート盤にも収録されていたカヴァー(13)は、本物を凌ぐ出来でびっくり。★
ベテラン・シンガーが本領を発揮するバラードを収めたマキシ。キャリアに裏打ちされた抜群の安定感を誇るヴォーカルは、やはり一級品。2002年「グレイスソフィーナ」TV-CMイメージ・ソング、及びテレビ朝日系ドラマ『京都鴨川東署迷宮課 おみやさん』の主題歌。
再生後のバンドの脱皮ぶりを語る、さまざまな側面を提示した編集盤。高速クラシカル・ナンバーや壮大なバラードという十八番から、ブラジル出身の血を感じさせるサンバなグルーヴが満載されたナンバーまで、すべてが充実期にあるバンドの有り様を示している。
イキのいいギターである。何より音がいい。一音一音がクッキリと響いて、しかもしっかり色が出る。音の周りにヴィヴィッドな生気が満ちる。利いた風なシナを作らない。耳や情の動きがストレートに音に現れる。その単刀直入さが実に清々しい。初夏の眩さ。★