発売元 : マーキー・インコーポレイティド株式会社
プログレ/ハード・ロック畑の米人キーボーディストによる2001〜2003年のライヴ音源集。パートナーである“シンフォニック・ロックの女王”ラナ・レーンも勿論フィーチャーされており、ハード・チューンからスペーシーなインストまで多彩な世界観を収める。
スイスが誇るメロディアス・ハード・ロック・バンドの2枚組ベスト盤。スティーヴ・リーの滑らかなハイ・トーン・ヴォーカルが、メタル・サウンドの醍醐味をこれでもかと味わわせてくれる。ディランのカヴァーなどを含め、メロディの輪郭を際立たせた重厚な音作りが痛快だ。
4作目『レコニング・ナイト』からの先行シングル。ヘンリク・クリンゲンベリ(key)を正式メンバーに迎え、パワー、スピード、スケールともにバンドの存在感をアピール。今作で本国フィンランド、日本、ヨーロッパの一部での人気を世界的なものにできるか!?
超絶技巧派ミュージシャンが揃ったプログレ・メタル・トリオのアルバム。フリー・ジャズ的マインドで演奏されるプログレ風ハード・ロックは、スマートにしてユーモアたっぷりのアレンジが秀逸で、切れ味鋭い三人のスリリングなバトルを堪能できる。
フランスを代表するマニガンスの初のライヴ・アルバム。母国での公演を収録したもので、異様な盛り上がりを見せている。様式美も感じさせるメロディックなパワー・メタルは、スタジオ音源以上に力強さと伸びやかさを持ち、聴きごたえも充分。
ノルウェー出身バンドによる4作目。プログレッシヴ・ロックの範疇で語られる彼らの音楽性は独特であり、音像はゴシックかつシンフォニック。メロトロン、ハモンド、ムーグ、ローズ、チェロ、フルートなども彩りを添える。北の大地で培われた息吹を感じたい。★
キーボード奏者、ヴィタリ・クープリ率いるアーテンションの通算7作目。様式美ムードを漂わせながら高度なプレイを展開する彼ららしさはそのままに、今回は以前よりもハードな方向へ振った曲が目立つ。ギターと鍵盤ソロもたっぷり堪能できる。
スウェーデン産ハード・ロック・アクトが放つ2年ぶりの3作目。彼らならではの叙情メロと清涼なハーモニーは不変だが、今回はミドル・テンポでぐいぐい突き進むロック的編曲が印象的だ。ハイ・トーン・ヴォイスが強烈なビート感に馴染み、新たな魅力が引き出されている。
ソナタ・アークティカのヤニ・リマタイネン(g)が在籍することで知られるフィンランドの4人組。本作はセカンド・アルバム。北欧らしい透明感のあるメロディを軸とした、オーセンティックなハード・ロック/ヘヴィ・メタルが持ち味。作風としては落ち着いている。
スウェーデン産シンフォニック・ロック・バンドの通算13作目。古き佳きプログレのイメージを今に受け継ぐ劇的で叙情味あふれるサウンドは、メロディ展開の美しさ、完成度の高さで文字通り群を抜く。日本盤のみレア音源満載の2枚組仕様というのも嬉しい。★
英国風の濃厚なメロディアス・ロックをクリエイトする彼らのアルバム。中心核ゲイリー・ヒューズの趣味をモロに反映した大仰なコンセプト志向のサウンドは決して悪くはないが、バンドっぽさを希薄にし、評価は分かれそう。もう少し弾けても良かったのでは!?
2004年2月に行なわれたパリ公演をパッケージしたライヴ・アルバム。超絶テクニカル・プレイが織り成すプログレッシヴ・ロック的な美は、いくら長尺になろうとも緊張感を途切れさせることがない。音のひとつひとつが鮮烈に再現されているのも驚異の一言。
ベルギー出身のメタル・バンドの2作目。キーボードを交えた起伏に富んだネオ・クラシカル志向のスピード・メタルは、ありがちながら、マニア心をくすぐるホットな魅力がある。速弾きギターとツボを心得たサビのコーラスも聴き応え十分。