発売元 : ユニバーサルミュージック
アニメやCMなどで高い評価を受けてきた女性シンガーのバラード。ギミックのない正統派のヴォーカルは、ともすれば聴き流されてしまうかもしれない。でも聴き手に上手さを感じさせない上手さ、これをできる歌い手は本物だと思う。この良さがわかれば大人だね。
エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」を、松岡充が冷めた現代人に向けて“愛してる”ことの意味を問いかけた歌詞に変え熱唱。原曲とはひと味違った、聴き手の心を潤す温かな姿に変貌。この作品の収益金はすべて、“夏目雅子ひまわり基金”に寄付される。
制作・出演
ザ・D.C.ホーンズ / ジュリアン・クランプトン / ダウン・トゥ・ザ・ボーン / トニー・レミー / ニール・アンギリー / ニール・カウリー / ポール“シルツ"ウェイマー / リチャード・サドラー発売元
ユニバーサルミュージックUKコンテンポラリー・ジャズ・チャートを賑わすジャズ・ファンク・グループの6枚目。UKシーンを支えてきた音の職人で脇を固め、重厚なリアル・グルーヴで酔わせる。ゲストのヴァイブの名手、ロイ・エアーズらとのスタイリッシュなコラボレーションにも注目。
“夜ジャズ”主宰者として活動するクラブDJ須永辰緒による、実践的コンピレーション。実際に須永がクラブ・フロアでかけることを想定している。流れのある構成とノリの良さで、このCDをかけっぱなしにしているだけで、フロアが盛り上がるだろう。
“岡村ちゃん”の(今度こそ!)本格的なカムバックを告げる3年ぶりのシングル。とんでもない高揚感をたたえた祝祭のトラックのなかで宣言されるのは、“どんなにきつくても、気分を高めて進んでいくぜ”という決意。生命力あふれるヴォーカルに心打たれる。
日本や中国、香港などアジア各国で高い人気を誇った“アジアの歌姫”ことテレサ・テンのシングル曲を集めたアルバム。ポリドール、トーラスから発表されたシングル盤に収録された日本語楽曲の全てが楽しめる。
R&B系女性シンガー、青山テルマのデビュー・シングル。アップ・テンポのダンス・ミュージックを歌うさまは堂に入っており、こなれた感じがたくましい。躊躇のない歌いっぷりであり、張りとツヤのある歌声は、好感が持てる。
湘南・藤沢出身の松井貴志と来海大によるハワイアン・デュオのシングル。別れや旅立ちを新たなスタートとするポジティヴな詞と清々しいファルセットが魅力のサーフ・ポップだ。ボーナス・トラック「'Ahulili」は、軽やかなウクレレと揺らぎある歌唱が魅力のハワイアン。
デビュー・ミニ・アルバム『景色の都市』で叙情的なメロディと言葉で街の風景を切り取った4人組の初シングル。平熱なグッドメロディに乗せて、“時々/素晴らしい世界/毎日/冴えない暮らし/悪くない/それもいいだろう”と歌う表題作は、意外とドラマティックだ。
ソロとなっての3作目。人生の深遠さを感じさせるディープな楽曲が、実にヴィヴィッドなサウンドに乗って展開される。と思うと、「上海」や「マンチー」のような一筋縄ではいかないクセの強い曲もあったり。音と言葉が魔法のように絡みあった充実の一枚。★
2007年9月発表のシングルは、映画『女帝(エンペラー)』のイメージ・ソング。胸を締め付けるような切ないメロディが印象的なナンバーで、哀しい恋物語が奥深いヴォーカルで紡がれている。
1976年から始まった竹宮恵子の音楽漫画『変奏曲』の復刊に伴って企画されたコンピレーション・アルバム。チャイコフスキーやベートーヴェンの親しみやすい作品を中心に収録している。
スコットランド出身のシンガー・ソングライター、ケイティー・タンストールの2ndアルバム。パンチの効いたロック・チューンやムーディなバラードなどヴァラエティに富んだ一枚で、前作で世界的な成功を収めた彼女の勢いが感じられる。