発売元 : 株式会社ソニー・ミュージックダイレクト
アル・クーパーが残したセッション・アルバムの中でも最高傑作といわれる本作(1968年作品)は、フィルモア・ウェストでのライヴ録音。エルヴィン・ビショップ、カルロス・サンタナもゲスト参加。
68年の野心作『スーパー・セッション』から派生したと言える、貴重な未発表ライヴ盤。68年12月13日のニューヨーク公演を収めたもので、縦横無尽のブルース・ロックを聴かせる。無名時代のジョニー・ウィンターを紹介している点でも歴史的価値がある。
沖縄や奄美の島唄を集めたインスト集の第2弾。BEGIN の(1)、パーシャ・クラブの(3)、そして知名定男の名曲(8)など、今回も佳作がそろった。シンプルなようでいて微妙なユレのある島のメロディを、サラリと消化しているところが逆に、何回聴いても新鮮な感じを生んでいる。
リミックス盤のリリースや来日公演、TV、CMと相変わらず日本でも大人気のアース・ウインド&ファイアー。本盤は「セプテンバー」のリミックスをボーナス収録した決定版ベストだ。
クリームで名を成したフェリックス・パパラルディが結成したことで話題を呼んだB級ハード・ロック・バンドの、ボーナス曲を加えたベスト盤。レスリー・ウェストの体型に合った、へヴィなギター・プレイが売りで、(6)(7)(11)など印象的な作品を残す。
LAから飛び出した、世界一のビート・バンドのベスト盤。85年デビュー・ミニ・アルバムから93年作まで、ソニー時代のブツをまとめる。今、ぼくが言えるのは、混合とか破天荒とかがキーワードとなる時代が生んだ、一番秀逸なカタチだということ。ロゴ・ステッカー付き。
実を言えば音楽的な変遷を繰り返してきた人なので、40年におよぶキャリアを有名曲でたどるこういうベスト編集は案外便利。時代および曲によって“音声”を使い分けている、相当な演技者であることもよくわかる。近年またヤル気っぽいのもすごいよね。★