発売元 : 株式会社フォーライフミュージックエンタテイメント
武満徹ソングブック武満徹ソングブック
これまでに歌われた曲と新録音で構成した武満徹アンソロジー。日本の歌の変革期であったフォーク・ムーヴメントにきちんとコミットした武満作品を、資料的な部分を含めて記録しようとする小室氏の姿勢に、フォーク第一世代ならではの責任感が感じられる。
ここから風がここから風が
小室等の71〜92年の全オリジナル・アルバムからセレクトしたベスト盤。彼の代表曲(1)、吉田拓郎との火花散る(?)掛け合い(9)をはじめ、淡々とそれでいて心の底で燃えながらうたい続けてきた彼の“人生”を聴くことができる。この人の問題意識は相当過激だよ。
23区コンサート〜東京旅行〜23区コンサート〜東京旅行〜
フォークの長老・小室等がかつて行なった「東京23区コンサート」における各所の音源を抜き出して編集したライヴ・アルバムが初CD化された。吉田拓郎、井上陽水らとジョイントしているほか、コメント・ゲストとして矢野顕子らの声も収録されている。
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日本語を音感的にとらえることにかけてはおそらく日本一のふたりが、素晴らしすぎるアルバムを作ってしまった。一見ルーズに聴こえる掛け合いも実は相当スリリング。手すさびのような歌詞から、ふとこぼれ落ちるほろにがい思いにも泣かされます。★
I could be freeI could be free
スウェディッシュ・ポップの伝道師トーレ・ヨハンソンのプロデュースによる97年のアルバム。先行シングルの名曲「ロマンス」をはじめ、恋愛症候群の若い女性たちには特に絶大な効果を発揮するポップ・チューンの数々が並んでる。春のBGMとしては最適のチャーミングな全13曲。
時間のパスポート時間のパスポート
私みたいなフォーク世代には懐かしい小室等だが、53歳になろうとする今(1996年)なお現役で「フォーク」にこだわりつづけているのだ。これは自らのキャリアの総決算と言えそうな一枚。武満徹と谷川俊太郎と井上陽水とチェルノブイリが交錯する生真面目な力作だ。