発売元 : 株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
手嶌葵の年齢不詳といった感じのハスキーな歌声によりじっくりと歌われる映画主題歌の数々。いまやスタンダードとなった名曲を、気だるくも贅沢な時間を紡ぎだすバラードへと、笹子重治やフェビアン・レザ・パネ、天野清継、高田漣らがアレンジしている。
デビュー20周年を迎えた遊佐によるカヴァー・アルバム第2弾。2002年の『檸檬』と同じく、昭和初期の歌謡曲を取り上げており、アレンジも当時を彷彿とさせるシンプルなものになっている。楽曲のよさが、しみじみと伝わってくる。
オールナイトニッポン40周年を記念した、レコード・メーカー6社協力によるコンピレーション・アルバム。本作はヤマハ編で、番組で応援してきた数々の名曲を収録。ラジオを楽しんで育った世代にはたまらない作品だ。
エンジニア/プロデューサーに益子樹(ROVO、ASLN)を迎えた7曲入りアルバム。音響系、エレクトロニカの最新型を感じさせるサウンドと、肉体的、感情的なヴォーカルがバランスよく交じり合う。心象風景をまっすぐに映し出したリリックにも奥深い魅力が宿る。
数々のシンガー・ソングライターを輩出してきたアマチュア・コンテスト“POPCON”の歴史をたどるシリーズの第5弾。本作は第18〜22回大会までをフィーチャーし、クリスタルキングや伊藤敏博の名曲を収録している。
数々のシンガー・ソングライターを輩出してきたアマチュア・コンテスト“POPCON”の歴史をたどるシリーズの第6弾。本作は第23〜32回大会までをフィーチャーし、あみんやTOM☆CATらの名曲を収録している。
中年サラリーマンの悲哀を歌い、団塊の世代を中心に支持されている藤岡藤巻と児童劇団に所属して活躍中の大橋のぞみによる異色ユニットが歌うのは、宮崎駿監督最新作『崖の上のポニョ』の主題歌。作曲は宮崎作品ではおなじみの久石譲。
セルフ・リミックス・アルバムのリリースから間を置かずに、6作目のオリジナル・アルバムが届いた。今や日本のポップスの中心地に間違いなくいる中田ヤスタカの本拠地であるcapsule。自分の好きなクラブ系のサウンドとポップの折り合いが非常に興味深い。 ⇒Perfumeをプロデュースする中田ヤスタカの特集はこちら
初めてオリジナル曲を中心にまとめた通算4作目。コロコロとしたタッチのシンプルなピアノで癒す力に満ちた声の良さを際立たせる「Friends」、花の名前を羅列した歌詞が美しく響く「ハルトラノオ」、穏やかで淡い感傷が心地よい「The Second Star To The Right」などは曲自体が素晴らしい。スタンダードの「Skylark」も独自の世界観で歌う。★
デビュー35周年記念作品、第2弾。「フィンランド」がモンティ・パイソンのカヴァーで、「雪虫 Whisper」の作詞が中島みゆき。それ以外はすべて自作。編曲に小室等や橋本一子が参加しているのが目新しい。が、その全体はいつもの彼女独特のファンタジー。
Perfumeのヒット曲「ポリリズム」の作者である中田ヤスタカのユニット(メンバーは中田とヴォーカルのこしじまとしこ)のリミックス盤。代表曲やアナログにのみに収録された曲をリミックス。ベスト盤的色合いも強く、文句なしにポップ。加えてセンスのよさが滲み出ている。★
35枚目のアルバムは、1曲目から、近頃目にしなくない醒めた狂気を、唸り、叫ぶかのような歌唱に秘めて演じる凄みと出会う。時には歌を聴き手に放り投げるかのようであったり、慈しんだりと多彩な表情で歌を聴かせる。『世界ウルルン滞在記』のテーマ曲「一期一会」も収録。
ナショナルジオグラフィック社と映画「皇帝ペンギン」のスタッフが製作、深刻な温暖化が進む北極を舞台に白くま「ナヌー」の冒険を描いた動物ドキュメンタリー映画「北極のナヌー」(10月公開予定)の主題歌。
アパレル・ブランド“Made in COLKINIKHA”のデザイナー酒井景都とcapsuleの中田ヤスタカのユニットによる第2弾。ハイ・ペースながらまったく勢いの衰えない中田のサウンドワークと酒井のていねいなアートワークによるステキな仕上がりだ。
谷山が高校1年生になったばかりの72年4月に発売したデビューLPに貴重な音源を足したCD。作詞作曲はもちろんのこと当時から編曲も多数手がけていたことに驚くが、凛とした歌声にもっと驚く。オリジナルLPの解説のほか、2007年執筆の谷山のライナー付き。