発売元 : 株式会社ワードレコーズ
ノルウェー・ブラック・メタル界の重鎮イモータル、9年ぶりの新作『ノーザン・ケイオス・ゴッズ』をリリース! アバスがいなくなっても心配ご無用。イモータルはこれまで以上にイモータルだ。 ノルウェーのブラック・メタル界を代表するバンドの1つ、イモータル。彼らはブラック・メタルの顔であると同時に、 ブラック・メタルのアイデンティティを逆転することで成功を掴んだバンドと見ることもできる。 イモータルは91年、ベース・ヴォーカルのAbbath、そしてギターのDemonazを中心に結成された。 その母体となったのは、Old FuneralとAmputationというデス・メタル・バンド。 90年代初頭は、ノルウェーでブラック・メタルが大きなムーヴメントとなり、それまでデス・メタルをプレイしていたキッズたちが、 一斉に宗旨変えをした時期。イモータルも、そんなバンド群の1つであった。 デモと7"EPを発表後、新進気鋭のOsmose Productionsと契約。92年に『Diabolical Fullmoon Mysticism』でアルバム・デビューを果たす。 さらに『Pure Holocaust』(93年)の『Battles in the North』(95年)と順調にアルバム発表し、特にヨーロッパにおいて大きな人気を獲得していった。 彼らが多くのファンから支持を得た理由の一端を知りたければ、ぜひ「Grim and Frostbitten Kingdoms」や「Blashyrkh (Mighty Ravendark)」 (いずれも『Battles in the North』収録)あたりのPVを見てほしい。コープスペイント+ガニ股で演奏し、山の中を走り回る姿には、 思わず笑みがこぼれてしまうに違いない。イモータルは、「ブラック・メタル=怖い音楽」という固定観念を、見事にひっくり返したバンドなのだ。 結果、ブラック・メタルという閉鎖的な世界の門戸を、多くの人々に開放したのである!イモータルは、あの悪名高いインナーサークル全盛期に その活動を開始している。Abbathは故Euronymousに感化されブラック・メタルにハマり、またOld FuneralではBurzumのVarg Vikernesとも一緒に プレイをしていたほど。だが、彼らは犯罪行為に手を染めることはしないという、確固たる意志を持っていた。 「犯罪に手を染めないなんて、当たり前だろ!と思われるかもしれない。しかし当時のノルウェーは、「教会に火をつけてこそ一人前、 それができなければニセモノ」なんていう、常識では考えられないような価値観がまかり通る異世界だった。 それまでファンタジーでしかなかった悪魔やアンチ・キリストの世界を、教会を焼き払うことで現実のものとしていたのだ。 ブラック・メタルは本当に危険な音楽でなくてはいけない。それが当時のブラック・メタルのアイデンティティだったわけである。 そんなシーンのど真ん中にいながらにして、イモータルはそのアイデンティティを真っ向から否定。 悪魔を再びファンタジーの世界へと送り返す役割を担ったのだ。彼らのPVを見て、「あんなものはブラック・メタルではない!けしからん!」と 腹を立てたコアなファンもいたことだろう。だが、元来イーヴルであることとユーモラスであることは紙一重。 ブラック・メタルの元祖ヴェノムはそこをよく心得ていたからこそ、悪魔について歌うと同時に、決してユーモアの精神を忘れることはなかった。 イモータルは、EuronymousやBurzumらが「No Fun」と切り捨てた部分を復活させ、原点であるヴェノムへ立ち返ることで多くのファンの心をつかんだのである。 冒頭「イモータルはブラック・メタルのアイデンティティを逆転させた」と書いたが、ヴェノムこそがブラック・メタルの原点であるとするならば、 「イモータルこそ最も正統なブラック・メタルの継承者」ということになるだろう。 【メンバー】 デモナズ(ヴォーカル/ギター) ホルグ(ドラムス) ピーター・テクレン(セッション・ベース)
SOILWORKやARCH ENEMYのメンバーが在籍するクラシック・ロック・プロジェクト、 ザ・ナイト・フライト・オーケストラが4作目のアルバムをリリース! 従来のエクストリーム・メタルから距離を置いた、円熟と洗練を刻み込んだ本格派のロック・サウンドを体感せよ! 日本盤にはボーナストラック1曲収録! 【メンバー】 ビョーン・ストリッド (ヴォーカル) シャーリー・ダンジェロ (ベース) デイヴィッド・アンダーソン (ギター) リチャード・ラーソン (キーボード) ヨナス・カールズバック (ドラムス) セバスチャン・フォースルンド (ギター/パーカッション)
【メンバー】 ランディ・ブライ (ヴォーカル) マイク・モートン (ギター) ウィル・アドラー (ギター) クリス・アドラー (ドラムス) ジョン・キャンベル(ベース)
ジョー・リン・ターナーのメロディアス・ハード・ロック/ヘヴィ・メタル・プロジェクトの サンストームが約2年ぶりの5thアルバム『ザ・ロード・トゥ・ヘル』をリリース! 前作同様に天才ソングライターのアレッサンドロ・デル・ヴェッキオ(key)をパートナーに迎えて制作したこの作品は、 ジョーの魅力を存分に発揮した珠玉のメロディック・ナンバーを収録しており、どの曲も圧倒的なクオリティを誇る! ファンダンゴのシンガーとしてプロのキャリアをスタートさせたジョー・リン・ターナー。 レインボーのメンバーに抜擢され、『アイ・サレンダー』(1981年)、『闇からの一撃』(1982年)といった名作を生み出したことで 一気に知名度を上げた彼は、バンド解散後、1stソロ・アルバムの『レスキュー・ユー』(1985年)をリリースする。 その後、ソロとして活動を行なっていた時に、イングヴェイ・マルムスティーンに誘われ、アルバム『オデッセイ』(1988年)と ライヴ・アルバム『トライアル・バイ・ファイア』(1989年)を発表した後、再結成ディープ・パープルに参加し、 『スレイヴズ&マスターズ』(1990年)をリリースする。1992年にディープ・パープルを脱退すると、 ジョーはソロ活動をメインにする一方で、様々なプロジェクトに参加。そうした中で、イタリアのフロンディアーズ・レコードの 企画によってスタートしたのがこのサンストームであった。 サンストームの歴史はジョーの1stソロ・アルバム『レスキュー・ユー』のリリース後に、2ndアルバム用に制作しながら、 お蔵入りとなった幻のデモ音源が20年後にフロンディアーズ・レコードの社長のセラフィノ・ペルジーノの手に渡ったことに端を発する。 そのデモを作品として世に出したいと思ったセラフィノの考えに同意したジョーは、さらに楽曲を加えて、 ピンク・クリーム69のデニス・ワード(b)とウヴェ・リーテナウアー(g)らとレコーディングを実施。 アルバムとして完成させたのが『サンストーム』(2006年)であった。 この作品が叙情派のメロディアス・ハード・ロック・アルバムとして高く評価されると、サンストームはプロジェクトして動き出し、 2ndアルバム『ハウス・オブ・ドリームス』(2009年)、3rdアルバム『エモーショナル・ファイア』(2012年)をリリース。 その後、よりハードなサウンドのアルバム制作を望んだジョーは参加メンバーを一新し、フロンディアーズ・レコードで数多くの プロジェクトに楽曲を提供しているアレッサンドロ・デル・ヴェッキオらを起用して、4thアルバムの『エッジ・オブ・トゥモロー』(2016年)を発表。 この作品に好感触を得たジョーが、前作同様にアレッサンドロをブレーンに制作したのが、この5thアルバムの『ザ・ロード・トゥ・ヘル』である。 レコーディングに参加しているメンバーは、ジョーとアレッサンドロ、前作に続き、アレッサンドロと共にエッジ・オブ・フォーエヴァーでプレイし、L.R.S.など、フロンティアーズの作品しているニック・マッズクーニ(b)とDGMやエンパイオリオス等のシモーネ・ムラローニ(g)、 新たにフォークストーンのエド・サラ<ds>の5人。アルバムの音楽性は前作同様にメロディアスなハード・ロック/ヘヴィ・メタルと呼べるものだが、 前作よりギター・リフやサウンドの面でメタリックな要素が増しており、キャッチーでかつ叙情性を感じさせるヴォーカル・メロディにも進化を 感じさせる。ジョーのエモーショナルな歌唱、シモーネのテクニカルなギター・ソロも聴き応え十分で、まさに名曲ぞろいの作品に仕上がったと言える。 尚、ボーナストラックには「エヴリウェア」のアコースティック・ヴァージョンを収録している。 【メンバー】 ジョー・リン・ターナー(ヴォーカル) アレッサンドロ・デル・ヴェッキオ(キーボード) シモーネ・ムラローニ(ギター) ニック・ニック・マッズッコーニ(ベース) エド・サラ(ドラムス)
オハイオ州クリーヴランド出身のシンク・ザ・シップが、シャープトーン・レコーズから デビュー・アルバム『パーシヴィア』をリリース!地を揺るがすヘヴィ・シャウトと天を貫くクリーン・ヴォーカルが交錯する! 2012年に結成されたこの4人組は、2014年にデビューEP『Reflections』、2016年に2枚目のEP『From the Bottom』を発表し、 プロテスト・ザ・ヒーローやア・スカイリット・ドライブなど、様々なバンドとのライヴを重ねることによって、ファンを増やしてきた。 「2017年、シンク・ザ・シップは、再編成し、俺達が望んでいた姿のバンドになるために、休暇を取ったんだ。 その間に、シャープトーン・レコーズから連絡をもらって、俺達は彼らに新曲を送り始めた。 このレーベルとパートナーシップを持てて、活動を再開できて、俺達はすごく興奮してる」と、ヴォーカルのコルトン・ウレリーは言う。 フランス出身のポスト・ハードコアバンド、CHUNK! NO, CAPTAIN CHUNK!のバート・ポンセット(vo)とエリック・ポンセット(g)の二人が 『パーシヴィア』のプロデュースを手がけた経緯で、ファースト・シングル「ドメスティック・ディスピュート」には、 バートの怒号がフィーチャーされている。制作はフランスで行なわれ、「ドメスティック・ディスピュート」のPVも、フランスで撮影された。 「バートとエリックと、このアルバムを作れて光栄だった。全曲を聞き終えた後に、バートをフィーチャーしようっていう話が出て、 「ドメスティック・ディスピュート」に決めたんだ。彼らとの仕事は、最高だった。スタジオの質ともてなしが格別だったよ」 その結果、メタルコア、ポップ・パンク、ポスト・ハードコアを絶妙にミックスした強力なデビュー盤が完成した。 全15曲、「ドメスティック・ディスピュート」のアコースティック・ヴァージョン以外は、メロディアスでありつつも、 強烈にヘヴィなメタルコア曲が並ぶ。だが、アコースティック曲が示すように、シンク・ザ・シップの楽曲の中枢にあるのは、 非常に優れたメロディである。 地を揺るがすようなヘヴィなシャウトと天を貫くようなクリーン・ヴォーカルが交錯する、 スピード感とキャッチー度満点のメタルコア・アルバム『パーシヴィア』。シンク・ザ・シップはいよいよ、 その鮮烈なサウンドを世界に広めることになりそうだ。 【メンバー】 コルトン・ウレリー(ヴォーカル) ブランドン・ネレム(ギター) ザック・ゴデア(ベース) ザック・フォックス(ドラムス)
史上初のハード・ロック/ヘヴィ・メタル・レヴォリューション勃発! 新世代ギター・ヒーロー若井望が日本から世界へと羽ばたく、“DESTINIA=運命”の刻(とき)が来た! ボーナスDVDにはアルバム制作時やミュージックビデオのメイキング/プライベート映像など収録! 作曲とプロデュースに加えて、アルバムすべてのアートワークとデザインを若井自らが手がけた『METAL SOULS』! Nozomu Wakai's DESTINIAは、真の意味でのスーパー・プロジェクトだ。ロニー・ロメロ(ヴォーカル/リッチー・ブラックモアズ・レインボー、 ローズ・オブ・ブラック)、トミー・アルドリッジ(ドラムス/ホワイトスネイク、オジー・オズボーン、ゲイリー・ムーア他)、 マルコ・メンドーサ(ベース/ホワイトスネイク、ブルー・マーダー、シン・リジィ、ザ・デッド・デイジーズ他)という歴戦の強者たちと完全合体。 正統派ハード・ロック/ヘヴィ・メタルを21世紀へと受け継ぐ“クラシック・モダン”スタイルを提唱、メロディとヘヴィネスを兼ね備えた 古くて新しいサウンドが世界のファンの“メタル・ソウルズ”に光を灯す。 日本で自身のプロジェクトNozomu Wakai's DESTINIAを率いてアルバム『Requiem For A Scream』(2014)、『Anecdote Of The Queens』(2015)を発表。 さらに数々のアーティストの作品やアニメーションへのギター/作曲/サウンド・ディレクターなどを通じて、 若井望の名は急激に日本のシーンに拡がっていった。 そんな若井の世界進出にあたって、現代のハード・ロック/ヘヴィ・メタル最前線のミュージシャン達が共鳴。 共に運命を切り開いていく。シンガーのロニー・ロメロは、リッチー・ブラックモアが新生レインボーで白羽の矢を立てたチリ出身のヴォーカリストだ。 自らのバンド、ローズ・オブ・ブラックで2016年、“LOUD PARK16”フェスに参戦したロニーのステージ・パフォーマンスを若井が目撃。 “クラシック・モダン”を具現化するDESTINIAのパートナーとして合体を果たすことになった。 「初めて曲を聴いた時から感銘を受けたよ。ノゾムは凄い才能を持ったギタリストであり、素晴らしいコンポーザーだ。 しかも俺のヴォーカルと相性がぴったりなんだ」と語るロニーはソウルフルなシャウトと伸びやかなヴォイスで、ハード・ロック・ヴォーカルの 真骨頂を見せつける。本プロジェクトで鉄壁のリズム・セクションを組むのがマルコ・メンドーサ(ベース)とトミー・アルドリッジ(ドラムス)だ。 ハード・ロック界最強コンビを得て、DESTINIAのサウンドは唯一無二の高みへと到達することになった。 そしてアルバムの“主役”としてアルバムを導いていくのが若井のギターと楽曲、そしてプロダクションだ。 どこまでもテクニカルでメロディアス。叫び、吼え、泣きむせぶギター・プレイは、新世界標準として日本からヨーロッパ、アメリカ、 そして地球全土を席巻する。 ハード・ロック/ヘヴィ・メタルの興奮とスリルに満ちた「Metal Souls」からビッグなパワー・バラード「Take Me Home」、 世界中のアリーナを揺るがすメタル・アンセム「Raise Your Fist」、聴く者を“約束の地”へと導くファスト・ナンバー「Promised Land」まで、 オールド・ファンには懐かしく、新しい世代のリスナーには新鮮な、そして時代を超えてロック・ファンのハートを揺さぶる“クラシック・モダン”の 美学が貫かれている。 作曲とプロデュースに加えて、アルバムのすべてのアートワークとデザインも若井自らが手がけたものだ。 ミュージシャン/ギタリストのみならず、トータルなアーティストとしての若井の世界観が提示されているのが『METAL SOULS』なのだ。 2018年、Nozomu Wakai's DESTINIAが世界の輝ける七つの海へと乗り出していく。国境も世代も超越して、 我々の“鋼鉄の魂”を揺さぶるのが『METAL SOULS』だ。 【メンバー】 若井 望(ギター) ロニー・ロメロ(ヴォーカル) マルコ・メンドーサ(ベース) トミー・アルドリッジ(ドラムス)
ブラック・メタルの王者ディム・ボルギルが、8年という彼らとしては異例のブランクを経て放つ『イオニアン』! 時間の幻想性という壮大なるテーマを、合唱隊全面参加でシンフォニックに邪悪に描く新たなる傑作!
不屈の精神でライオットはそれでも明日へ向かっていく! 攻撃性と疾走感、哀愁のメロディはそのままに、より強烈なエナジーを放つアルバム『アーマー・オブ・ライト』! 熱きメタル魂、胸熱必至のライオット節が詰まった傑作が今ここに誕生! 創始者にして唯一のオリジナル・メンバーであったマーク・リアリ(G)の死を乗り越え、 劇的な復活を遂げた前作『アンリーシュ・ザ・ファイア』から約4年、ライオットが戻ってきた。 RIOTは、1975年にマーク・リアリ(G)とピーター・ビテリ(Dr)を中心に結成された。 1977年にインディ・レーベルから1stアルバム『ROCK CITY』をリリース。 翌年には日本で『ロック・シティ 〜怒りの廃墟〜』のタイトルでリリースされた。 ブリティッシュ・ハードロックに多大な影響を受けた音楽スタイルは、欧州や日本で高い人気を誇り、 今なお名曲として語り継がれている「ウォリアー」は、「幻の叫び」のタイトルでシングル・カットされ スマッシュ・ヒットを記録。1980年にはレインボー、スコーピオンズ、ジューダス・プリースト等とともに、 第1回モンスターズ・オブ・ロックへの出演を果たす。1981年にはエレクトラ・レコードに移籍し、 3rdアルバム『FIRE DOWN UNDER』をリリース。1982年発表の4thアルバム『RESTLESS BREED』から ヴォーカリストをガイ・スペランザからレット・フォリスターに交代し、2枚のアルバムを発表。 1984年に一度解散するも1986年に再結成され、マーク・リアリ以外のメンバーを交代して1988年に再結成アルバム『THUNDERSTEEL』がリリースされた。 哀愁のメロディはそのままに、よりパワフルに、よりスピーディに、時代性を取り入れ進化したスピード・メタルが展開された 『THUNDERSTEEL』の作風は、世界中のメタルファンから絶賛された。1989年の『THE PRIVILEGE OF POWER』をレコーディングから 2人目のギタリストとしてマイク・フリンツが加入。1989年12月に初来日公演が行われ、以後、来日公演を重ね、 コンスタントにアルバムをリリース。今なお日本でも絶大な人気を誇っている。 14thアルバム『IMMORTAL SOUL』を発表後の2012年1月、リーダーのマーク・リアリがクモ膜下出血により昏睡状態に陥り、 1月25日に死去。ライオット名義での活動に終止符が打たれた。 創始者にして唯一のオリジナル・メンバーであるマーク・リアリが他界し、バンドは活動停止状態に。 残されたメンバーは失意の底にあったが、ギタリストのマイク・フリンツとベーシストのドン・ヴァン・スタヴァンを中心に再結成。 新ヴォーカリストにトッド・マイケル・ホール、セカンド・ギタリストにニック・リーが参加、ドラマーにフランク・ギルクライストの編成で、 2013年からバンド名を「RIOT V」に改名し、活動を再開した。2014年に『UNLEASH THE FIRE』を発表。日本では“ライオット”名義で アルバムがリリースされた。同年10月には<LOUD PARK 14>へ出演、パワフルでアグレッシヴなステージでオーディエンスを魅了した。 劇的な復活から4年。2018年、ニュークリアブラスト移籍第一弾、通算16枚目のアルバム『アーマー・オブ・ライト』がリリースされる。プロデューサーにMETAL CHURCH, FLOTSAM & JETSAM, SLIPKNOT, KORN等の仕事で知られるChris "The Wizard" Collier、カバーアートワークはMariusz Gandzelが担当した。 冒頭、劇的なイントロで始まる一曲目「ヴィクトリー」を聴けばわかるはず。名作『THUDERSTEEL』期のファンを必ずや満足させるであろう内容の アルバムとなった。本作は、攻撃性と疾走感、哀愁のメロディはそのままに、より強烈なエナジーを放つライオットの新たなる進撃の狼煙だ。 胸が熱くなる哀愁を帯びたメロディの連続に、“メタルが好きで良かった”と、心の底から感じるはず。 マークの遺した魂を確かに受け継いだライオットの傑作が、今ここに誕生した。 【メンバー】 トッド・マイケル・ホール(ヴォーカル) ドン・ヴァン・スタヴァン(ベース) マイク・フリンツ(ギター) ニック・リー(ギター) フランク・ギルクライスト(ドラムス)
圧倒的な声量と優れた表現力の女性ヴォーカリスト、コブラ・ペイジ率いるコブラ・アンド・ザ・ロータス最新作! 日本盤には「レット・ミー・ラヴ・ユー」の日本語ヴァージョンとアコースティック・ヴァージョンの2曲を収録! 圧倒的な声量と優れた表現力の女性ヴォーカリスト、コブラ・ペイジ率いるコブラ・アンド・ザ・ロータス。 デビュー以来、勢力的にツアーを重ね、積極的にフェスティバルに参戦していった結果、世界中のメタルヘッズにその名が知れ渡った。 15歳の時にジューダス・プリーストの<PAINKILLER TOUR>、カナダ・カルガリー公演を体験したコブラ・ペイジはこの瞬間、 ロブ・ハルフォードのようなメタル・シンガーを目指すと決意した。カナダのローカルバンド、THE LOTUSと合体し、 コブラ・アンド・ザ・ロータスが結成されたのは2009年のこと。翌年、自主レーベルKobra Musicよりアルバム『Out of the Pit』をリリース。 2010年には早くも英国でヘッドライナー・ツアーを敢行、『METAL HAMMER』誌から絶賛される。 2011年にはKISSのジーン・シモンズのSIMMONS RECORDSからセカンド・アルバム『Kobra And The Lotus』をリリース、 これが日本でデビュー作となる。このアルバムがリリースされた時点で、オリジナル・メンバーはコブラ・ペイジのみとなっていたが、 バンドの実力、評価が落ちることはなかった。それが認められた結果として、2012年5月にはジューダス・プリーストの ワールドツアーのサポート・アクトに起用される。バンド結成から約3年という短期間で、あの憧れのバンドとの共演まで辿り着いたのだ。 2014年にはJohnny Kのプロデュースでサード・アルバム『High Priestess』をTitan Mediaからリリース。 このアルバムは自主レーベルからの発売だったが、同年夏のKISSとデフ・レパードの北米ダブル・ヘッドライナー・ツアーの サポート・アクトに起用されるなど、その評価はますます上がっていく。2015年に、ラッシュ、トライアンフ、エイプリル・ワインといった 同郷の先輩アーティスト達の楽曲をカバーした5曲入りEP『Words of the Prophets』を発売。キャメロットとガスG.とのツアーに参加した後、 バンドはデンマークに飛び、ジェイコブ・ハンセンのプロデュースの下、『プリヴェイルI』、『プリヴェイル II』の制作に取り掛かる。 本作『プリヴェイルII』は、「心の底から湧き出る真実を表現したストーリー」であった『プリヴェイルI』の続編である。 前作と変わらずモダンなタッチで描かれたクラッシクなスタイルのヘヴィ・メタルが終始貫かれているものの、 さらにレベルの高い楽曲が並んでいる。重さを追求しつつもキャッチーなメロディを搭載したコブラ・アンド・ザ・ロータスの ヘヴィ・メタルは、綿密に練り込まれたアレンジによって、さらなる高みに達したのだ。 “女教皇”コブラ・ペイジはアルバムの内容についてこう語っている。「人間性。これを保ち続けることが、 人間という存在にとって最大限の闘いの1つ」であり、「この続編アルバムは、私たちの心の闇に飛び込み、私たちが自分自身や他人、 そして地球に与えている個人的な苦痛や闘いを探求する!」。この深いストーリー、よりヘヴィに進化したサウンドとともに、 よりダイナミックに、よりエモーショナル進化した彼女の歌唱も詰め込まれている。 【メンバー】 コブラ・ペイジ(ヴォーカル) ジェシオ・クラオウスキー(ギター) ブラッド・ケネディ(ベース) マーカス・リー(ドラムス)
ポーキュパイン・トゥリーのスティーヴン・ウィルソン率いる気鋭のレーベル、 Kscope所属の次世代プログレッシヴ・メタル・バンド、テッセラクトの4thアルバム『ゾンダー』完成! テッセラクトは、英国の首都ロンドン北西部にあるミルトンキーンズ出身の5人組。 ギタリストのアクル・カーニーを中心に 2003 年に結成された。現在まで繋がるラインナップが完成したのは2007年で、 この頃には早くも後のデビュー・アルバム『ワン』の原型を含む4曲入りデモを制作している。 2010年にデビューEP『コンシーリング・フェイト』、2011年にファースト・アルバム『ワン』をリリースすると、 すぐにメシュガーやペリフェリーなどに代表される“Djent(ジェント)”ムーヴメントのネクスト・ジェネレーションとして 多くの注目と期待が集まる。グルーヴィーなリフと変則リズムによるプログレッシヴ・メタル的要素の中に、 オルタナティヴ的アート性やアトモスフェリックな浮遊感を取り入れた音楽性のテッセラクトは、 早い段階から独自の世界を構築しており、Djent勢の中でも頭ひとつ抜けた存在であった。 ヴォーカリストがダニエル・トンプキンスからアッシュ・オハラに交代し、2013年に『アルタード・ ステイト』、 2014年6月には再びダニエル・トンプキンスが参加し2015年に初のライヴDVD/CD『オデッセイ/スカラ』と サード・アルバム『ポラリス』を発表、バンドは着実に進化を遂げてきた。 これまでリリースされた3枚のフルレングス・アルバムはどの作品も高水準の内容で、そのエクスペリメンタルな音楽性は 様々なジャンルのメディアやリスナーから高評価を得ている。特にダニエルの復帰作となった前作のサード・アルバムは、 これまでプログレッシヴ・メタル・バンドのSkyhabour、ポップ・ロック・バンドのIn Colourなど、 数多くのバンドやプロジェクトに関わってきた経験豊富なヴォーカリストならではのエモーションを感じさせ、 バンド全体のさらなる成長、広がりをみせた充実作となった。 そして今回リリースされるのは現代プログレの名門、Kscopeレーベル移籍第2作目のアルバム『ゾンダー』だ。 先行シングル「ルーミナリー」で展開されているのは、静と動の輪郭を明瞭にした緻密なアレンジ、 そこにクリーン・ヴォイスと激しい声を組み合わせたヴォーカルが乗ることによって増幅されるエモーションであった。 この1曲だけでもバンドの魅力を最大限に生かしつつ、新たな境地に達しようとするバンドの意欲的な姿勢が見て取れるはず。 テッセラクトが、いよいよDjentの向こう 側に辿り着いたかのような印象すら受ける。 2000年代初期にスウェーデンのエクストリーム・メタル・バンド、Meshuggahのギタリスト、Fredrik Thordendalによる造語として発生し、 プログレッシヴ・メタルから派生したヘヴィ・メタルのジャンルのひとつとして認知されたDjentであるが、 そのジャンルの中でも年月を経て、様々なバンドがそれぞれの進化を遂げてきた。テッセラクトは、先人達が切り拓いてきた 音楽をすべて飲み込み、独自の解釈でアウトプットしている。7弦ギターを駆使し変拍子を織り交ぜた複雑なリズムによって 生み出される独特のグルーヴ、鉄壁のアンサンブルから繰り広げられるエクスペリメンタルな音空間、 そして作品全体を包み込む英国特有の湿り気を帯びた空気感などが、彼らのオリジナリティであり、魅力となっている。 最新作『ゾンダー』は、そんな彼らの魅力が凝縮された、2018年の大注目作である。 【メンバー】 アクル・カーニー(ギター) ジェイムズ・モンティース(ギター) ジェイミー・ポストーンズ(ドラムス) ダニエル・トンプキンス(ヴォーカル) アモス・ウィリアムス(ベース)