発売元 : 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
制作・出演
ウィルヘルム・ピッツ / エリザベート・シュワルツコップ / オットー・クレンペラー / グレイス・ホフマン / ジェローム・ハインズ / ニコライ・ゲッダ / フィルハーモニア合唱団 / フィルハーモニア管弦楽団滑らかなメロディ・ライン、たっぷりと引き延ばしうたわれるモーツァルトは、ただひたすら美しい。古楽奏法とは無縁の、モーツァルトが書いた響きの純粋美を追求したカラヤン・ワールドだ。
最高のオーケストラの魅力を最大限に発揮し、いかに美しく響かせるか、そしてモーツァルトの持つ美の世界を、いかに引き出すことができるかに挑んだ一作。カラヤンの持てる能力を駆使して作り上げた至純の世界だ。
クリュイタンスのフランス音楽は定評のあるところだが、これは中でも代表的な録音とされるラヴェル。ラヴェルのめくるめくような色彩とリズムを、ここまで高貴に伝えた指揮者は稀である。掛け値なしの名盤。
クリュイタンスの代表的な録音のひとつであり、いまだにラヴェル演奏の最高峰と目されているもの。精妙で、馥郁(ふくいく)とした香気にあふれ、ラヴェルのエレガントな現代性も余すところなく表出している。
メニューインの代表的な録音。第二次大戦後いち早くフルトヴェングラーの復帰運動を繰り広げたメニューインを、フルトヴェングラーが大きな包容力でしっかりと支えている。至福のひと時が味わえる一枚だ。
ギーゼキングは、非常にレパートリーの広いピアニストだったが、モーツァルト弾きとしても有名だった。本小品集は、モーツァルトのピアノ・ソロ全集のうちの1枚で、巨匠の弾いた小品集として記憶に残る秀作だ。
フランス近代の演奏に卓越したセンスを聴かせていたギーゼキングの、中でも代表的なラヴェルの全集。優れたテクニックの上に成り立つ、明確で明快なリズムと作品構築は、時代を超えた名演と言える。
優れたオペラ歌手だったシュヴァルツコップは、リート歌手としても超一流だった。どう一流だったのかは、この若きシュヴァルツコップの歌唱を聴けば分かるであろう。とはいえ、巨匠フィッシャーの存在もやはり大きい。
今や誰もやらないような、雄大気宇な宇宙が広がるヘンデルだ。バロック様式云々の前に、クレンペラーの考えるメサイア像を、なんの衒(てら)いも疑問もなく提示し、そこには音楽しかないという世界を作り上げている。
アバドが約10年ぶりに録音した2度目の「レクイエム」は、ヴェルディ没後100周年の記念演奏会でのライヴ録音だ。ゲオルギュー、アラーニャ夫妻を独唱者に迎え、強力な合唱団を従えた感動的な演奏会の模様が堪能できる。
ライヴ音源5曲とアルバムからのアウトテイク2曲で構成されたミニ・アルバム。メロディ・センスが光るドラマティックなパンク/ハード・ロックが展開されており、ライヴ音源では奔放でダイナミックな魅力も伝えられている。
2007年のレコード大賞を受賞した「蕾」を含む6枚目のアルバム。ヘヴィなロック・サウンドを取り入れた「水面の蝶」、カントリー・テイストのポップ・チューン「風の中を」、ビートルズっぽいエッセンスをさりげなく感じさせる「Fragile mind」など多彩な楽曲を収録。
ポーランド室内管弦楽団の芸術監督を務める彼だから、いきなり“ポーランドの魂”でも不思議はないか。でもショパンの編曲ものではなく、他の2曲の協奏曲がメイン。後期ロマン派の香り豊かなヴィルトゥオーゾ的大曲で、もちろんケネディの自由闊達な音楽が堪能できる。