発売元 : RESPECTRECORD
カチャーシーとは、沖縄民謡の中でもアップ・テンポの曲に乗せ、両手を動かして踊る踊りのことで、それにふさわしい曲を集め、ノンストップで編集したアルバム。登川誠仁、前川守賢、喜納昌吉、りんけんバンド、知名定男、ネーネーズら、著名唄者が参加。
NHKの朝ドラ『ちゅらさん』でお馴染みのウチナー噺家、藤木勇人が贈る“現代沖縄方言”を習得するための2枚組教本CD。大人気の沖縄ならではだが、本来なら全都道府県ごとに欲しいもの。教則本付きで面白、おかしく……。沖縄大好き人間にお薦めの一品。
よなは徹プロデュースの沖縄民謡アルバム第3弾。本作は先祖の霊を送り出す際に歌・三線・太鼓に合わせて青年らが踊る旧盆の行事“エイサー”の特集で、2つの青年会による演奏を2枚に収録。重鎮・松田弘一がゲスト参加。
沖縄を代表する作曲家、普久原恒勇のレーベルを超えた作品集。61年の処女作から99年に作られた未発表曲まで、氏の長期にわたる活動を綴った内容で、典型的な沖縄調だけでなく、時代に即した新しさを加味した作品も含まれる。心の旋律集とでも言える。
沖縄そばをテーマにした企画アルバム。沖縄そば屋で流れているBGMの中から、県内各種テレビCMで活躍する前川守賢の「沖縄そば」など、沖縄ならではの食べ物や食材を歌ったナンバーばかりコンパイル。
沖縄で長く歌い継がれてきた“わらべうた”を集めた一枚。よなは徹(三線・笛・島太鼓)とピアノの玉栄正昭(ネーネーズで知られる「IKAWU」の作者)が脇を固め、女性シンガー三人の伸びやかな歌声がフィーチャーされる。丁寧な歌詞カードもうれしい。
よなは徹が、2004年末に民謡界の重鎮、金城実と組んでライヴで挑戦した最長カチャーシーのスタジオCD化。21分21秒というカチャーシー(沖縄のダンス・ミュージック)最長記録を樹立した二人のスリリングな掛け合い、即興はハイ・テンションの嵐また嵐!★
ポップというかエンタメ系の長山善洋のアレンジに乗り、大友の手慣れた指揮のもと、創立5年目の琉球交響楽団が、快調にして情感あふれる演奏を繰り広げている。しかもこれは彼らの初録音であり、独自性を示して幅広い層にアピールするには絶好の企画だ。
沖縄モノに関しては独自の視点で貴重なアルバムを過去いくつも発表してきた、リスペクト・レコードからリリースされたアルバムから選りすぐった、沖縄ソングのベスト・アルバム。楽曲そのものも演者も、共に貴重モノだ。
ソロおよび若手のプロデュースで知られる才人が、地元・沖縄は北谷の若い衆を招集。カチャーシーの名曲ばかりで綴るノリノリの一枚を作り上げた。演者同士、張り合う心意気がまた楽しく、往年の“毛遊び”(民謡版合コン)もかくやと思わせるほど。★
坂本龍一との共演などで知られる沖縄民謡界の第一人者、我如古より子とアコースティック・ギターのマエストロ、吉川忠英が新しい沖縄歌謡を追求したアルバムの第2弾。ハシケンの(9)や岡本おさみと吉川コンビの(12)といった外部スタッフの作品が逆に印象的。