1989年8月25日発売
ベン・ウェブスター・ミーツ・ビル・コールベン・ウェブスター・ミーツ・ビル・コール
ウェブスター晩年の演奏はどれをとってもブレスが過剰で、この咽び泣くテナー・サウンドにしびれる人は別として、オーバーな表現には辟易させられることもある。この作品もちょっとやり過ぎで勘弁してもらいたいが、それを救っているのがコールマンだ。
ショスタコーヴィチ:交響曲NO.6ショスタコーヴィチ:交響曲NO.6
レニングラードpo.を暫く振っていたザンデルリンクは、ショスタコの演奏には並々ならぬ自信を持っていたと言えそうだ。決してスマートではないが骨太で剛直、ニヒルさがよく合っている。フィナーレでも実にしたたか、筋金入りといった感じ。
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