1992年発売
ソングライタールネッサンス ニューモーニソングライタールネッサンス ニューモーニ
大ざっぱにいってしまえば、70年代の名曲の掘り起こしを試みたってわけか。音のシンプルさとか、時代を感じさせるものは、プンプン臭ってくるが、いいものはいつ聴いてもいい。またほとんどが今も現役。持続のパワーがある人は、いいものを残す。
ウラディーミル・ホロヴィッツ ラフマニノフ・アルバムウラディーミル・ホロヴィッツ ラフマニノフ・アルバム
作曲者没後25周年記念演奏会のライヴを中心に制作されたラフマニノフ・アルバム。ホロヴィッツ特有の少々病的な危なさを感じさせる名演ぞろいで、ソナタの第2番はとくにすごい。作曲者ピアニストの感性が共振現象を起こしているような演奏だ。
ホロヴィッツの世界ホロヴィッツの世界
スクリャービン22歳の「練習曲」(op8)から死の前年に作られた「焔に向って」までの20年間にわたる作品からなっている。世紀末のロシアとヨーロッパの境に立つ独特な感覚にあふれたこれらの作品を、ホロヴィッツがすさまじい迫力に満ちた演奏を聴かせる。
スーパーフォークソングスーパーフォークソング
あがた森魚、佐野元春、大貫妙子、山下達郎などのカヴァーが中心の、後への転機になったと言われる作品。ピアノの弾き語りによるシンプルな演奏だが、自然体の包容力はやはりこの人ならではの世界。制作過程を追った映像も後に発売されたが、これも必見の内容だ。