1993年3月24日発売
シンシアリー・ユアーズシンシアリー・ユアーズ
Babeや鮎川麻弥に作品提供していたシンガーソングライターさんのデビュー作。いわゆるキャンディ・ヴォイス。スッキリした太田裕美みたい。低音が苦しくなるところがちょっとエッチ。のどかで、のんびりしたアルバム。リラクゼーション効果がありそう。
〓麗的トウ麗君〜寶麗多時代・〓麗的トウ麗君〜寶麗多時代・
テレサ・テンの香港ポリグラム時代の後篇。映画がらみのアルバムも出していたが、この時期のテレサはひとつのピークを迎えていたといえる。香港、台湾はもちろん、中国本土における「何日君再来ブーム」(!)が、ちょうどこの時期。考えさせられるのです。
エラ・アンド・ナイス・ガイズエラ・アンド・ナイス・ガイズ
この4月25日で75歳の誕生日を迎えた大歌手エラ。ここには18歳〜33歳のあいだに録音された有名男性コーラス・グループとの共演を収録している。日本独自の編集盤で、LP化当時、大きな話題を呼んだ。若き日のエラのヴォーカルが妙にナマナマしい。
ボーイ・ミーツ・ガールボーイ・ミーツ・ガール
形式はデュエットだが、二人の「掛け合い」が抜群に面白い。いかにも50年代らしいユーモア・センスと都会的なムードが、全編にわたって楽しめる。オーケストラによる控え目な伴奏が、陰影を持ったジャジーな雰囲気をさりげなく演出しているのも魅力。