1993年9月1日発売
ベストヒット韓国コレクションベストヒット韓国コレクション
60年代に大ヒットした(9)をはじめ(1)(2)(3)(14)などのスタンダードから90年代の佳作まで全14曲を収めた韓国歌謡のベスト。「演歌の源流は朝鮮半島にあり」といわれるけれど、原語に日本語をまじえたキム・ヨンジャの好唱は、それを素直に納得させるだけの説得力がある。
ファーザー・アゲインファーザー・アゲイン
ヴィジュアル・イメージからはまるでフリッパーズの再来かと思いきや、サウンドはクリアな60'sビートが展開。上品かつアヴァンギャルドなバンド・カラーは稀有。繊細なヴォーカルと歌詞が印象的だが、さらにその強さを感じさせるようになったら満点だろう。
オン・プレジャー・ベントオン・プレジャー・ベント
解散がなければ陽の目をみなかったであろう、フリッパーズの90〜91年のライヴ作品集。ライヴ・バンドとしては粗さが目立つが、好きなことをアイデア最優先でやり通した彼らの意欲は十分に伝わる。特にライヴならではのヘアカット・メドレー(12)は聴き物だ。
トゥー・ワールズトゥー・ワールズ
88年の復帰後に発表した諸作中、サウンドは70年代のネッドに最も近い。それでも後退したというネガティヴな印象を受けないのは、彼の書く曲や歌声がこの音にこそふさわしいからだろう。メロウな(1)、リズムが心地よい(3)、美しい(8)とAORの魅力に溢れる。