1994年6月発売
Love EaterLove Eater
ギタリストのダンナ、廣田コージとの共同プロデュースによるアルバム。曲も全部共作ね。くうーっ、婦唱夫随。本作はアーシーなルーツ・ロックを指向しているのでLA録音です。新体制になって整合感が増した一方で、「これだ!」という曲がないのがちとツラい。
ON AND ONON AND ON
コブシ振り上げる熱血型を予想していたらば、すっかりハズされて、爽やか度100%なのでした。 全曲の作詞・作曲を手掛けているのは立派。もともとミュージシャン志向の人だし。しかし音楽まで好感度No.1というのも毒がなさすぎのような? <収録内容> 01.ON AND ON 02.IT'S ONLY LOVE (ALBUM MIX) 03.BLOOD 04.1985年 Factory Street 夏 05.熱いくちづけ 06.雨を聴きながら 07.Dear 08.ダンスしないか 09.明日へのマーチ 10.GLOAMING WAY 11.ぼくの朝
テンダーネステンダーネス
マーカス・ミラー、スティーヴ・ガッドなどミュージシャンの顔触れも最高、得意曲を次々と歌うエネルギッシュなスタジオ・ライヴ。(4)はキャスリーン・バトルとのデュエット。亡きエリック・ゲイルのギターにもしんみり。集大成盤ともいえる快作。
プロフェット・スピークスプロフェット・スピークス
聴く度に驚かされるのが、この人のブルース感覚だ。まったく衰えていない。本作でも当時売りだし中だったジョシュア・レッドマンを迎え、じつにツボを押さえた安定感のある演奏を聴かせる。マンネリのようでマンネリでない、普遍的な魅力を感じさせるアルバムなのだ。