1995年10月21日発売
観世流祝言小謡集観世流祝言小謡集
能楽五流の中で江戸(東京)で長らく栄えた観世流が最もポピュラーだと思われる。「高砂」「老松」など五流共通の曲や、観世のみの「大瓶猩々」「梅」等から祝い事向けの部分を1〜2分程度ずつ収録。この長さなら眠くならない!?
喜多流祝言小謡集喜多流祝言小謡集
江戸時代に創始した喜多流は五流中もっとも新しい。諸流の長所を取っているので喜多流ならではの個性には欠けると言われるが、喜多実の場合、声が高いせいか緊張感のみなぎる奏演だ。このテノール風な謡にはすがすがしさを感じる。