1995年12月発売
ケダモノの嵐ケダモノの嵐
前回の「服部」同様、ユニコーンはじけてます。ここまで徹底的に遊ばれると聴いている方も気持ちよかったりして。もう行くところまで行ってくれって感じ。したたかで媚びてなくて楽しそうでよいな。「いかんともしがたい男」というタイトルには一本とられた。
ヒゲとボインヒゲとボイン
凝ってるなぁ〜。今9曲目の「フリージャズ」を聴いたことろだが既に降参だ。プチプチ入るノイズまで計算されつくしてる。相変わらず突出してるよなぁ。くらくらくるなぁ〜、ユニコーン。才能垂れ流し状態。まいった。
SPRINGMANSPRINGMAN
レコーディング中にドラムの川西幸一が脱退したことで“解散アルバム”となってしまった93年発表作。川西へのメッセージ・ソングとも言われる名曲「すばらしい日々」を収録した、シンプルかつ骨太なロック・アルバムだ。
ユニコーンのゴールデン・ハーフ・スペシャルユニコーンのゴールデン・ハーフ・スペシャル
オリジナル曲7曲プラス、そのカラオケ・ヴァージョン7曲でゴールデン・ハーフという仕組み。発表した7枚のアルバムもすべて1枚2千円の“逆転満塁ホームランプライス”という名の復刻で登場。でもオイシイ曲がカラオケ付きで蘇ったコレが一番売れるような気もする。
ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲
ストルツマンの抑制の効いた弱音が特に印象的で、それにほかの2人が寄り添うように付けている。時には抑制の度合いが過ぎる気もするが、そのキメの細かさや柔らかい表情は、まさに達者な3人ならではである。親密なアンサンブルのお手本と言うべきか。