1995年1月発売
カム・オンカム・オン
アルバム「ストーンド・アンド・ディ・スローンド」からのセカンド・シングル+B面曲をまとめた日本編集盤。シンプルなアコースティック作品やプリンスのカヴァー曲(6)など、彼らならではの個性を放つ脱力ポップ・ソングのスタイルにも一段と磨きがかかったことを伝えるファン必聴の佳曲集。
マスク・アンド・ミラーマスク・アンド・ミラー
カナダの歌姫が、ケルトの音楽をバックボーンに、ピレネー山脈を越えてスペインへ、さらにジブラルタル海峡を越えてモロッコへと幻想的な放浪の旅を音に紡ぎ込む。さまざまな音のモザイクが決して不自然なものに終わらず、美しい音楽へと昇華している。
CHASIN’ THE WINDCHASIN’ THE WIND
F1レーサー、アイルトン・セナに捧げられたアルバムで、8曲中4曲のヴォーカル曲(残りはインスト)の詞はすべて、セナに思い入れる作詞家高杉碧が手がけているのがミソ。憂歌団、増田俊郎、内田勘太郎ら3者のしみじみとした味も、発揮されている。
ムター/ヴァイオリン協奏曲集ムター/ヴァイオリン協奏曲集
先ごろ来日したムターの協奏曲がズラリと収められた3枚組。デビューのモーツァルトはやはり表現の初々しさはこの中でも光る。ロマン派の3曲はいずれも緩徐楽章が彼女ならではの透き通った音色と歌心が堪能出来るが、両端楽章はテンポをはじめ巨匠主導。