1995年2月発売
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集J.S.バッハ:フルート・ソナタ集
ニコレとリヒターという幸せな組み合わせは、フルートのアルバムには毎度お馴染みの曲たちを、生き生きと蘇らせてくれる。どのフレーズも呼吸し、流れと力を持ち、美しい。20年以上前の録音だが、これを凌ぐアルバムは未だに登場していない。
エクスプローションズエクスプローションズ
この頃の日本の最強グループのひとつ、J.J.スピリッツの通算5作目。活動をスタートさせてからすでに4年が過ぎたが、メンバーの関係性はさらに密になり、バンドとしてのサウンドはより豊かさを増している。当時の彼らの全貌を伝える好盤。ライヴの熱気が心地よい。
バッハ:インヴェンションとシンフォニアバッハ:インヴェンションとシンフォニア
2声、3声という極めて単純な構成の曲だが、よくマアこんなに多彩な音楽を作るものだと感心する曲集だ。単なる練習曲の範囲にとどまらない。それをウェーバージンケは、実にていねいに弾いている。ピアノの響きを大切にした奏法は見事だ。