1996年11月発売
Q ライヴ・イン・パリー1960Q ライヴ・イン・パリー1960
クインシーは26歳の時、一流の呼び声高かった名プレイヤーたちに声をかけてビッグ・バンドを結成、ヨーロッパ楽旅を敢行した。これはその時のライヴだが、演奏が最高。躍動感あふれるゴージャスなビッグ・バンド・サウンド。各プレイヤーのソロもナイス。
ハイ・オクタン〜ベスト・オブ・ザ・カルトハイ・オクタン〜ベスト・オブ・ザ・カルト
84年にデス・カルトからカルトへと改名して以降、94年のラスト・アルバムに至るまでの10年間のキャリアをまとめたベスト作。ゴシック・ロック的な初期から現代的なヘヴィ・ロックでアメリカで成功するまでの軌跡を1枚に凝縮。アルバム未収の4曲も収録。
ベスト・オブ・デイヴィッド・ゲイツ・アンベスト・オブ・デイヴィッド・ゲイツ・アン
3人の若きソングライターによって結成されたLA産ソフト・ロック工房ブレッドのコンピレーション。再結成時のヒット曲やデヴィッド・ゲイツのソロ・ワークも含めて、数多くの名曲を生んだ彼らのキャリアを辿り直せる全24曲。ベスト盤がよく似合うグループだ。
ベスト・オブ・アル・ジャロウベスト・オブ・アル・ジャロウ
96年11月〜12月上旬、東京、福岡、大阪のブルーノート公演記念盤。大ヒットはないものの、ジャロウの軽妙で変幻自在で、それでいて知的な歌いっぷりはしみじみと上手い。アレンジャーとしても凄い。いわゆるオオバコよりクラブ系で輝くジャズ歌手だ。
シベリウス:交響曲第4番 イ短調シベリウス:交響曲第4番 イ短調
楽譜の校訂や交響曲全集の録音などシベリウス作品に熱心に取り組むベルグルンドの新録音。本人も納得いく出来ばえだったようだが、確かに繊細で奥の深い音楽を展開。叙情的な国民主義作曲家シベリウスの、冷徹で現代的な顔をもかいま見せる興味深い演奏。