1996年4月25日発売
ブラック・ラヴブラック・ラヴ
ウィッグスってこんなに良いバンドだったっけ、と認識を新たにさせられた96年のアルバム。滋味のあるR&Bテイストとメロディックなグランジ・サウンドが無理なく一体化したような深いグルーヴ感は独特で、特にスロー・ナンバーでの黒っぽさが渋い!
シーラカンスの夢シーラカンスの夢
哀愁のメロディとラテン・リズムの融合。まさしくこれぞ松岡節と懐かしさがこみ上げてくる独特の世界。10曲中4曲がヴォーカル入りで、べーシストの高橋ゲタ夫が渋い喉を披露する。タイトル曲は日本語の歌詞がついていて、なんとなくアニメの主題歌風。
Circle Of FriendsCircle Of Friends
甘ずっぱい、ボーイズ・ポップス。ほとんどがラヴ・ソングだが、自分探しをする若者の姿を歌った作品も。だが作詞・作曲を自らしているわけではなく、特に(7)のようにビーチ・ボーイズを出すのは、彼の年齢を思うと、少しリアリティが薄まるのでは。
POSSIBILITYPOSSIBILITY
シングル・ヒット曲「十戒(1984)」を含むアルバム。ジャケットのきわどい雰囲気の写真そのままに、大人びた女を感じさせる曲で構成されている。超アイドルのアルバムは作曲・作詞陣がすごく、金のかかったつくりだなと思わされる。
クミコミニケーション+2クミコミニケーション+2
マッチの相手役として華々しくデビューした武田久美子が83年に発表したデビュー作の初CD化(ボーナストラック(11)(12)入り)。まだ14歳の歌声はこころもとないが、そそられる人も多いだろうなぁ。それと彼女って、この頃からグラマラスだったんだよね。