1996年8月21日発売
セット・イット・オフセット・イット・オフ
NYの正統派ハード・コアのアルバム・デビュー。結成は5年前、voはアグノスティック・フロントのvoの実弟。彼らにとって円熟は誉め言葉ではないだろうが、無駄を排除した力強い音。赤ん坊が銃で遊ぶジャケの本作は銃で落命した友人に捧げられている。
フォスルズフォスルズ
メジャー契約前、その手のバンドが多数在籍したSSTレーベルで出したシングル曲を中心にまとめたもの。青い。録音もなさけない。でも、J.マスシスを中心にチンピラっぽくやってる様はなんか昔の落書きを見つけたみたいに甘酸っぱい気分になっちゃう。
ルース・ナットルース・ナット
84年の5作目。微動だにしない岩のような重みと頑固さが漂い、男臭いハードコアが爆発、ハード・ロックの要素もチラつく。カリフォルニアのパンクは彼らから始まったと言っても過言ではないだろう。今頃になって評価されるのは、パンク・ブームの恩恵か?
rough mixed〜Live at SHINJUKU LIQUID Roomrough mixed〜Live at SHINJUKU LIQUID Room
日本を代表するブルース・マン、近藤房之助が昨年12月21日に新宿リキッドルームで行なった模様を収録した約4年ぶりのライヴ盤。NYから元STUFFのにゴードン・エドワーズ(b)を迎え、ブルースの名曲(5)(8)などを熱演。ここは日本じゃない!