1996年9月発売
モダン・ベースモダン・ベース
これまでMG4などグループでの活動が中心だった名手、藤原が、自分のベース・プレイを大きくフィーチャーした快心のアルバム。クラシックで培ったテクニックで銘器ガリアーノならではの深遠な響きを堪能できる。バラエティに富んだ選曲も万人向け。★
讃美歌名曲集讃美歌名曲集
発売元
キングレコード株式会社現行版『讚美歌』は54年に改訂して編まれ、それを補う形で第2編や第3編も編まれたが、このほど40年ぶりに改訂され、97年に『讚美歌21』が出版される。このCDの収録曲は『21』に残るとは思うが、ほぼ1/3は新しい歌になる。貴重な資料になるかも。
白鳥英美子 BEST SELECTION白鳥英美子 BEST SELECTION
いつ聴いても、いい声だ。心が洗われるというと陳腐な表現と言われるだろうが、実際そうなのだからしょうがない。(1)のア・カペラの澄んだ声と音程の確かさだけで、この人の存在の大切さを感じる。ジョニ・ミッチェルの作品(4)が特に心にしみて、耳に残る。
HOTEL Selection 4 FRHOTEL Selection 4 FR
オーソドックスに歌い上げるミュージカルなどのステージ向きの歌唱スタイルで、歌のスケール感を出していく島田歌穂のベスト・アルバム。カーリー・サイモンの(1)、クリス・デ・バーの(2)、エルトン・ジョンの(7)、ジャニス・イアンの(10)などをカヴァーしている。
エレキで綴る昭和歌謡史Vol.5 憧れのエレキで綴る昭和歌謡史Vol.5 憧れの
50年を超えるプロ・ギタリスト生活という。曲ごとにギターを持ち変え、音色とヴィブラートを調整し、要所々でころころまわる“こぶし”を絶妙に表現するなど、歌謡曲をエレキでというこの企画、見事にツボにドンピシャリ。全曲歌詞つき。
エレキで綴る昭和歌謡史Vol.6 哀愁列エレキで綴る昭和歌謡史Vol.6 哀愁列
ギターの神様、寺内タケシが展開する「昭和歌謡史」シリーズの6作目。本作とVol.5は昭和初期の歌謡曲がメインとなっており、総体的にもの悲しい感覚が漂っている。ギターが歌以上に雄弁に語るという、独特な雰囲気に満ちている。日本酒の似合う世界。