音楽むすび | 1997年10月発売

一撃必殺のウエスタン・ラリアットで日本プロレス界の主要タイトルを総ナメした人気レスラーのテーマ曲や、モノローグを収録した83年の作品を初CD化。ネタがそんなになかったのか、彼のよきライバルだった馬場サンや、テリー・ファンクのテーマ曲も収録。

今は亡きベーシスト、ジャコ・パストリアスの未発表録音がまた発表された。1986年にビレリ・ラグレーンと共演したイタリアでのライヴ。名曲(1)を始め、最後までテンションの高い演奏が続く。改めてジャコの偉大さをひしひしと感じさせてくれる1枚。

86年12月、ビレリ・ラグレーンとイタリア人ドラマーを擁しての、ローマでのライヴ。もう、頭の中はあっちの方に行っていた時期の、パンクといえばパンクと言えなくもない演奏。ジミ・ヘンやディープ・パープル曲カヴァーを含む、痛々しい記録ではある。

俳優から監督へとそのキャリアを伸ばしつつあるC.イーストウッドが、自らの映画に使用したジャズ・スタンダードを実力派ミュージシャンたちとの共演でライヴ・レコーディングした。映画好きのみならずジャズ・ファンたちにも十分楽しめる内容がいい。

米3人組のミニ・アルバム。サントラ『バットマン&ロビン〜Mr.フリーズの逆襲』に使われた重量感のあるロック・ナンバー(1)、アコースティック・ギターを使ったフォーキーな(2)、95年の5枚目から適度にポップな(3)と、3種類の異なる味が楽しめる。