1997年2月25日発売
ロッド・スチュワートロッド・スチュワート
アポロ・シアター50周年のステージで、ナイル・ロジャースやウィル・リーをバックにオーティス・ナンバーをやっていたが、憧れとルーツが明解だった。そんなロッドの走るだけじゃないアダルトのロックがやっと聴こえてきた様だ。名前だけのタイトルにも。
アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイアラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ
プリンス通算7枚目のアルバム。ザ・ビートルズの『サージャント・ペッパー……』になぞらえることも出来るかも知れないが、自由、愛、平和を高らかに謳う「アメリカ」から理解できるようにプリンスはキワモノではなく新しい世代のメッセンジャーだと思う。
ヴァイオリン・ソナタ集ヴァイオリン・ソナタ集
母親が日本人で71年ボストン生まれ、アメリカの若者。意欲的な選曲だ。最近はパワーとスピードとテクで突っ走る奏者も多いが、じっくり演奏している。一方で演奏の力感をマイク・セッティングがスポイルしているような気がするが。伴奏もうまい。