1997年5月発売
ショスタコーヴィチ:交響曲全集ショスタコーヴィチ:交響曲全集
初出の6,12番と、モスクワで作曲者立会いのもとで録音したかつての14番を加え、ついに完成した全集。ムラヴィンスキーがスコアを極めた演奏だとすれば、こちらは各作品や作曲者への熱い思いをストレートに表現し、土臭い匂いも強烈。だが、それは決してオーケストラの完成度がないがしろにされているという意味ではない。生き字引きとしてのインタビューも興味深く、総合点は高い。★
モーツァルト:交響曲第40番&第38番「プラハ」《Harnoncourt in the '90s「7」》モーツァルト:交響曲第40番&第38番「プラハ」《Harnoncourt in the '90s「7」》
SMILING.THE BEST OFSMILING.THE BEST OF
槙原敬之はおそらく日本で最も饒舌な歌詞を書き、それを自分のスタイルにした希有なアーチストだ。彼の歌詞はいつでも自分自身を励まし、他人に中途半端な励ましの言葉をかけない。ここが凡百のシンガー・ソングライターと違う。素晴らしい。初のベスト。
女ともだち女ともだち
どちらかというと、シンガー・ソングライターというより、ヴォーカリストのイメージの方が今までの彼女だったが、今回は全7曲中5曲が自らの作詞・作曲。その5曲はいずれも彼女自身のマインドが反映され、彼女の心の声が聴こえる作品となっている。