1997年5月発売
夜汽車で翔んだ落書き夜汽車で翔んだ落書き
青森の言葉をコミカルに宣伝し続ける伊奈かっぺいの78年の東京でのライヴを収録。しんみりとした話にしょうもない駄洒落をポツリをかましながら語り、歌っていく。歌詞カードを見ながらでないと、アレッどういう意味だとなるスリリングさが醍醐味だ。
チャームド・ライフチャームド・ライフ
サンフランシスコから飛び出してきたニューカマー4人組のデビュー・アルバムからの4曲入りシングル。ブリティッシュ・テイストにあふれたメロディとダイナミックな演奏、カリスマ性あるヴォーカル、と地味ながらも確実に個性を発揮している。
AA
かつてない懐の深さと独自性。難産の甲斐もあり、本作でついに彼らはその2つを手に入れてしまった。テクノという窮屈な枠から逸脱し、電気グルーヴにしか到達できない世界へ。彼らの徹底的に屈折した攻撃性は、我々が今いるこの世界を過激に歪ませる。
ヤング・オペラ・アカデミーヤング・オペラ・アカデミー
話題の新人のファースト・アルバム。A&M(ニック・デカロというべきか)やラヴィン・スプーンフルなどのイディオムを引用しつつ、真っ向からポップスに挑むスタンスが清々しい。いよいよ「出発点がパーフリ」世代がポップスを変えていく世界に突入だ。
たまごの中の欲望たまごの中の欲望
アルバムからのシングル第2弾はスウェーデンにおけるエッグストーンとのハッピーなレコーディングが生み出したハートウォーミングなナンバー。(2)ではエクスキューズのウルフ・トゥレソンがボッサなアレンジを担当。オリーブ・ギャルは悶絶必至?
4x54x5
怒涛の全国ツアーを繰り広げるハイロウズのミニ・アルバム、彼らの十八番ともいえる小気味いいR&Rナンバーのオンパレード…、かと思いきやブルージーなナンバーに、UKロックっぽいのもある。ただ、どの曲もライヴ盛り上がることは間違いない。