1997年発売
ベスト・ブルース・マスターズベスト・ブルース・マスターズ
再発見後の62年2月に収録された2日分のブルースヴィル・セッション実況盤。気心知れた仲間うちでの演奏で、それだけにくつろいだ雰囲気の中にもライトニンの本領が生々しく伝えられていてコクが深い。いとこビリー・バイザーの隠し味的ハープも聴きもの。
ロッド・スチュワートロッド・スチュワート
アポロ・シアター50周年のステージで、ナイル・ロジャースやウィル・リーをバックにオーティス・ナンバーをやっていたが、憧れとルーツが明解だった。そんなロッドの走るだけじゃないアダルトのロックがやっと聴こえてきた様だ。名前だけのタイトルにも。
アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイアラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ
プリンス通算7枚目のアルバム。ザ・ビートルズの『サージャント・ペッパー……』になぞらえることも出来るかも知れないが、自由、愛、平和を高らかに謳う「アメリカ」から理解できるようにプリンスはキワモノではなく新しい世代のメッセンジャーだと思う。