1997年発売
初夏の頃初夏の頃
70年代の彼の作品の中から選んだ13曲を、新たにレコーディングし直したアルバム。楽曲により6人のサウンド・プロデューサーを配しているので、それによって参加ミュージシャンが異なるのもまた興味深い。CDエクストラ仕様、映像や音も楽しめる。
THE BOOM 2THE BOOM 2
「島唄」の大ヒット以後、音楽で世界一周の旅を続ける彼らの足跡をたどるベスト盤。沖縄、キューバ、インドネシア、ブラジルなどの匂いが、宮沢和史の情緒たっぷりのヴォーカルに溶け込んで行く様は実に圧巻。そして、(11)の衝撃が聴く人の胸を撃ち抜く。
ユア・オンリー・ロンリーユア・オンリー・ロンリー
79年発表のJ.D.サウザーの代表作。ロイ・オービソンの影響丸見えの(1)をはじめとして60年代ポップスのイディオムを、70年代のウエスト・コースト・ロックのサウンドで展開といった見方もできるアルバム。そのロマンティックな曲は今や甘味過多かも。
ささやく夜ささやく夜
淡々としたヴォーカルの中に甘酸っぱさを残していくカーラ・ボノフの代表作で、79年発表の彼女の2ndアルバム。西海岸のミュージシャン総出演といったサポート陣によっていかにも西海岸といったサウンドづくりがなされ、カーラの歌から湿気を除く。