1998年1月21日発売
エンジェル・アイズエンジェル・アイズ
ポール・デスモンドとのカルテットが人気絶頂期の作品で、意外や今回が世界初CD化。洒脱なセンスの人気歌手マット・デニスの作品ばかりを取り上げ、よく知られる7曲をカルテット特有の軽快な手さばきで編曲。カヴァーも含め売れて当然だった佳作だ。★
マイ・フェイヴァリット・シングスマイ・フェイヴァリット・シングス
作曲家をテーマにした三部作の1枚。リチャード・ロジャース集だ。素材の魅力をよりエレガントに可憐に引き立たせ、贅肉のないシンプルな演奏で表現しつくしている。時代意識をもたなくていい今のほうが彼らのよさを素直に聴けるような気がする。音が鮮明!★
テイク・ファイヴテイク・ファイヴ
86年の来日公演がビデオ化され、マクレエのライヴならではの素晴らしさを目の当たりにしたが、やはりライヴが一番、'60〜'61年ニューヨークでの録音。タイトル曲以外は総てブルーベックの作品でクラブらしいリラックスした雰囲気も伝わる。