1998年10月25日発売
ロッド・テイラーロッド・テイラー
職を転々としながら各地を放浪し、その道程で育んだ感性を詩に託して歌い上げたシンガー・ソングライターの73年の唯一のソロ・アルバム。R&Bやロックンロールの要素も感じさせる。
ディス・イズ・ティム・ハーディンディス・イズ・ティム・ハーディン
「イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター」の作者として知られる、アメリカを代表するやさしく、ソウルフルなシンガー・ソングライターのルーツが窺える名作。67年作品。
ライヴ・アット・フィルモア・ウェストライヴ・アット・フィルモア・ウェスト
ジャンル
《名盤探険隊》シリーズの中では初となるインストゥルメンタルもので、50年代からニューヨークのR&B/ソウル・シーンで活躍したサックス奏者、キング・カーティスの71年作品。
ザ・ジョージア・サテライツザ・ジョージア・サテライツ
グループ名の通りジョージア州アトランタ出身の4人組ジョージア・サテライツはイギリスのインディ・レーベルからデビューし注目を集め、それがアメリカにフィード・バックされ一躍人気グループになった。底抜けに明るいロックン・ロール魂が魅力。
フランス名曲選フランス名曲選
陸上自衛隊の音楽隊は戦前の陸軍軍楽隊にルーツがあり、明治以来フランス式を取り入れてきたためフランス音楽に馴染みが深いそうだ。目指すは“日本のパリ・ギャルド”というだけあって、このCDも明るく軽やかな音色でフランス近代の作品を演奏している。
ハッハ・リサイタルハッハ・リサイタル
一つ一つの音符を明晰な感覚で音として表現する。この演奏に翳りはまったくない。演奏家のバッハ研究の成果、自信がそうさせるのだろう。きわめてレベルの高い演奏だと思う。ただ、ときとして聴き手は翳りや自分を惹きつける魅力を探すものではある。
シェーンブルンの人びとシェーンブルンの人びと
2つのヴァイオリンとヴィオラとコントラバスによる四重奏でのウィーン音楽。シュトラウス・ファミリーやランナーの作品が四重奏用に編曲されている。ウィーン情緒をたのしむには、演奏も録音も少し生々しい感じがするが、ウィーンの今はこうなんだろう。