1998年10月25日発売
アルバム・デビュー10周年を前に企画された、意外にも初のベスト・アルバム。過去3枚のアルバムからのヒット曲に加え、リミックスなども収録している。今回はプライス・ダウンの限定盤。
ジェラルド・レヴァート、ジョニー・ギルとともに組んだスーパー・ユニット“LSG”で一世を風靡した彼の新作が登場。シャープでクールなR&Bヴォーカルを聴かせてくれる。
スーパー・ドラマー、ビリー・コブハムの75年の名作の日本初CD化。ブレッカー・ブラザーズやジョン・スコなども参加している、名曲「サム・スカンク・ファンク」のコブハム・ヴァージョンが聴きもの。パワフルなドラミングは、いつ聴いてもやっぱりすさまじい。
フュージョン・ミュージック全盛期、ヨーロッパ・ツアーのライヴ。ビリー十八番の怒涛のタムの連打にデュークのファンキーなキーボード・プレイと二人の持味が存分に出ている。しかしこのドラムの鬼のような叩きまくり方は半端じゃない。オソレイリマシタ!
玄人うけするギタリスト、コーネルのソロ・デビュー作。74年に発表されたものだが、ここにはブルージーで興味深いプレイが沢山ある。ファンキーな味わい、洗練されたブルース・プレイと、これこそクロスオーバーと言うべきものだろう。名盤。
感性の扉を開き、ヴァーサタイルに活動するのは今や珍しくも何ともない。70年代から実践していた凄腕がレニーだ。ソウル、ファンク、ラテンといった要素をふんだんに取り入れた演奏。なかには時代ががったものもあるけどご愛嬌。スピリットが躍動している。
フュージョン・シンガーのはしりのようなひとがディー・ディーだ。その彼女がこの路線で最高に充実した活躍をしていた時代の作品。チックやスタンリー・クラークなど伴奏陣も豪華で当時の彼女の勢いを強く感じさせる。迫力満点の歌声が何とも豪快だ。
フュージョン・ブームで一躍知られることになった、活動は地味だが評価はたかく、一時マイルス・バンドにも参加したギタリストの79年発表、ソロ第2弾。スティーヴ・クロッパーのプロデュースで彼のルーツたるブルース感覚が充溢。(3)(7)のもろブルースの歌も彼の自前だ。
職を転々としながら各地を放浪し、その道程で育んだ感性を詩に託して歌い上げたシンガー・ソングライターの73年の唯一のソロ・アルバム。R&Bやロックンロールの要素も感じさせる。
「イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター」の作者として知られる、アメリカを代表するやさしく、ソウルフルなシンガー・ソングライターのルーツが窺える名作。67年作品。
ジャンル
《名盤探険隊》シリーズの中では初となるインストゥルメンタルもので、50年代からニューヨークのR&B/ソウル・シーンで活躍したサックス奏者、キング・カーティスの71年作品。
来日を期に、ありゃりゃ的に名盤がCD化されてしまった。73年録音、テックス・メックスの顔役ヴォーカリスト/ギタリストのもとにボブ・ディラン、Dr.ジョン、フラーコ・ヒメネスら名人が馳せさんじた笑顔の普段着セッション盤。土っぽく、じんわりと。
グループ名の通りジョージア州アトランタ出身の4人組ジョージア・サテライツはイギリスのインディ・レーベルからデビューし注目を集め、それがアメリカにフィード・バックされ一躍人気グループになった。底抜けに明るいロックン・ロール魂が魅力。