1998年11月26日発売
アルバム『SAMURAI』からのシングル・カット。歌われていることの骨っぽさはもちろん今までと変わることはないが、それを牙をむき出しツバを飛ばしていきり立って歌うのではなく、軽く歌っているのが、ここ数年の彼とは少し違ってきているように思う。
海外デビューを果たし、向こうのプレスからも注目を浴びているコーネリアスの楽曲を国内外のクリエイターがリミックス。それもピチカートの小西さん、バッファロー・ドーター、ブラーのデーモンほか、曲者ぞろい。みなさん勝手にやられてます。
フレッド・ニールとヴィンス・マーティンというフォーク・ミュージック界のカリスマ的存在の2人が残したグリニッジ・ヴィレッジ・フォークの重要作品。65年発表。
78年、長い間在籍していたワーナーからエレクトラに移籍し発表した作品。2曲を除きすべて彼のオリジナルで、リズム・セクションを前面に押し出し、洗練されたポップ・ソウルを聴かせている。
キング・オブ・R&Bであり“ビッグ・オー”として数多くのアーティストに影響を与えてきたオーティス・レディングのシングル・ヴァージョンを中心に構成したベスト・アンソロジー。泣ける。
ディープ・ソウル・シンガーとしての本領を発揮した、60年代のサザン・ソウル・シーンを代表する名盤。1967年発表。大ヒット・ナンバー「ファンキー・ブロードウェイ」ほかを収録。
ソウル/R&Bシンガーの中でもバラードを歌い上げることに定評のあったのがこのパーシー・スレッジ。今作は68年発表の傑作で、どっしりと深みのある歌いっぷりには思わず涙してしまう。
キング・オブ・R&Bシンガー、オーティス・レディングに見出され、若きサザン・ソウル・シンガーとして人気を博したアーサー・コンレイの69年作品。「オブラディ・オブラダ」ほかを収録。
60〜70年代のソウル・スターたちをバックで支えたグループ、スウィート・インスピレイションズの69年発表作品で、バリー・マンやキャロル・キングらの楽曲を見事にプレイしている。
ニューオーリンズの雄、ネヴィル・ブラザーズが彼の地の豊かな音楽風土と伝統文化を感じさせる白熱の演奏を披露した、82年のライヴの模様を収録した作品。さすがは“ライヴ・バンド”である。