1998年3月21日発売
過去10年にわたるアルバムの中から、ブラジルにまつわるレパートリーを自選して編集したもの。このリズム感覚、そして音色に対するセンスは、福田ならではの世界。軽やかでノスタルジックで深みもある。彼のアルバムを1枚という人にはぜひこれを。
ダズ・バンドとの共演作をはじめとするスタジオ録音の新曲が3曲、各種ライヴ音源を8曲収めたアルバム。米インターサウンドからリリースされた2枚組から、なるべく既発表ヴァージョンを省いて日本で独自に編集された良心的な1枚。
筒美京平が手がけた作品の中からソウル/ディスコ風味の強いモノをセレクトしたオムニバス。キャッチーなメロディ・ラインと絶妙なアレンジが織り成す筒美作品独特のグルーヴは、時代性を遙に越えて輝き続ける。正に日本のレア・グルーヴだ。
スタークラブのHIKAGEとNAKAZを中心に、92年に期間限定で活躍したアナーキー・イン・ザ・ジャップが復活。それぞれのキャリアの原点にある“パンクの初期衝動”をわかりやすい形で再現し、シングアウトできるポップなメロディが特徴。
日本でも人気のジャーマン・メタル・バンド。前作から約2年ぶりとなる98年のアルバム。本作でもオーケストラをバックに迎え、今までのスタイルとはひと味違う、なかなか手の込んだ、劇的な“様式美”ロックを編み出した意欲作だ。ラッシュのカヴァー(14)は聴きもの。
全盛期のメンバーによる再編記念の第2弾。内容は『1』と同じで、往年のレパートリーのライヴとスタジオでの新録のカップリング。ライヴは懐メロの忠実な再演以上の熱気がなく残念。むしろスタジオでの5曲に衰えぬ意欲が感じられる作品。
北欧の叙情派メロディアス・メタルの代表格による初ライヴ。Y・マルムスティーンと人気を2分するT・トルキ(G)の華麗な技をフィーチャーしつつも、透明感に富んだ旋律美を見事に再現した力作ライヴだ。2枚組のボリューム感でライヴ・ベストの趣強し。