1998年3月発売
INVATIONINVATION
紅一点の女性シンガーをフィーチャーした5人組ハード・ロック・バンド。これは92年に彼らが出したアルバムのリミックス盤で、中身のほうは昔の浜田麻里やラウドネスあたりを参照したような、今聴くと新鮮だが、懐かしくもあるサウンドが詰まっている。
AgitationAgitation
札幌をホームグラウンドに、かなりの歴史を持つメタル・バンドの95年の作品をリミックス。長髪・黒革・銀アクセというファッションと大時代的な歌詞、重いリフと速弾き。ジュラシック・パークで生きていたメタル人、といった趣。
TIMYSTERYTIMYSTERY
王道ジャパニーズ・メタル・バンドとして君臨するサーベル・タイガー、95年のアルバム。サウンド的にはレインボーをよりアップ・テンポ、よりヘヴィにした感じか。紅一点のvoが男顔負けの声量で、一瞬判別不能なほどだ。
PUNCH DRUNKARDPUNCH DRUNKARD
先行シングル「球根」を含む7作目のオリジナル・アルバム。当初のグラム色は少なくなり今時のUK色が強くなってきているが、お得意の歌謡臭さは健在。何をやってもカッコよくなるところがイイですね。相変わらず色っぽい艶のある声はステキですー。
PresentsPresents
鏡面ジャケと欧文を抜いただけの半透明ケースがシンプルなのに妙にカッコいいと思ったら、信藤三男氏のデザインでした。実はまだ2枚目というマイ・リトル・ラヴァーのフル・アルバム。小林武史のウマさとともに達観したものを感じさせるクールなポップス。
インターナショナル・ヴェルヴェットインターナショナル・ヴェルヴェット
シンディ・ローパーと中村あゆみを足して2で割ったような、セリーズ・マシューズの強烈なヴォーカルがまず耳を奪う。ウェールズ出身の5人組。メロディとサウンドともに基本的にはポップだが、そこに毒を注入するがごとく、ノイジィなギターなどが鳴り響く。