1998年3月発売
PUNCH DRUNKARDPUNCH DRUNKARD
先行シングル「球根」を含む7作目のオリジナル・アルバム。当初のグラム色は少なくなり今時のUK色が強くなってきているが、お得意の歌謡臭さは健在。何をやってもカッコよくなるところがイイですね。相変わらず色っぽい艶のある声はステキですー。
PresentsPresents
鏡面ジャケと欧文を抜いただけの半透明ケースがシンプルなのに妙にカッコいいと思ったら、信藤三男氏のデザインでした。実はまだ2枚目というマイ・リトル・ラヴァーのフル・アルバム。小林武史のウマさとともに達観したものを感じさせるクールなポップス。
インターナショナル・ヴェルヴェットインターナショナル・ヴェルヴェット
シンディ・ローパーと中村あゆみを足して2で割ったような、セリーズ・マシューズの強烈なヴォーカルがまず耳を奪う。ウェールズ出身の5人組。メロディとサウンドともに基本的にはポップだが、そこに毒を注入するがごとく、ノイジィなギターなどが鳴り響く。
ハウリング・ウルフハウリング・ウルフ
アルバム・タイトルが秀逸。沖縄の狼は飄々と、それでいて時にグサリと切り込んでくるように吠えるのだ。照屋林助との対談を曲間に挟みながら進行し、これがまた実に面白い。戦前・戦中・戦後の{沖縄}を生きてきた二人の器量の大きさに引き込まれる。
平成ワタブーショー スマイル〜沖縄の笑い平成ワタブーショー スマイル〜沖縄の笑い
平成ワタブーショーの3作目。照屋林助は戦後の琉球芸能の在り様を大和人にも分かる形で民俗音楽史的な解説をし、演じていく。何でもありの朗らかな沖縄漫芸を楽しめる。そこに祭りの後の寂寥に似た哀しさを感じてしまうのはワタシが大和人だからか。
グッバイ・アンド・ハローグッバイ・アンド・ハロー
ジャンル
春、それは別れと出会いの季節……。で、まず“Goodbye”サイドの涙の選曲で泣き、“Hello”サイドで新しい明日への勇気と希望を蓄える。洋楽のオイシイ曲があなたの春を彩ります。