1998年6月25日発売
やってくれました。やっぱり夏はサザンだぜ! とお決まりの文句をどうしても言ってしまうような、サービス精神にあふれた豪華2枚組。 一家に一枚のベスト盤だ。今までのサザンの功績がいかに大きいか、なんてことは忘れて、笑って泣いて楽しくやりましょ! <収録内容> 【CD】Disc.1 01. 勝手にシンドバッド 02. いとしのエリー 03. C調言葉に御用心 04. 栞のテーマ 05. いなせなロコモーション 06. 夏をあきらめて 07. チャコの海岸物語 08. 匂艶THE NIGHT CLUB 09. 鎌倉物語 10. Bye Bye My Love(U are the one) 11. ミス・ブランニュー・デイ 12. 海 13. みんなのうた 14. 希望の轍 15. 忘れられたBig Wave 【CD】Disc.2 01. 真夏の果実 02. YOU 03. シュラバ★ラ★バンバ 04. 涙のキッス 05. さよならベイビー 06. エロティカ・セブン 07. 素敵なバーディー(NO NO BIRDY) 08. そんなヒロシに騙されて 09. マンピーのG★SPOT 10. あなただけを~Summer Heartbreak~ 11. Moon Light Lover 12. 太陽は罪な奴 13. 恋のジャック・ナイフ 14. 愛の言霊~Spiritual Message~ 15. 平和の琉歌
ソプラノ、アルト、テナー、バリトン、バス・クラ、これらを分け隔てなく完全吹奏し、しかも、音楽ジャンルを越境しまくる超汎用のアスペクトを持つカーター。その、取り留めもないベクトルが、遂に妖しいバランスでここに結実、自信満々の表題にも納得。
モンタレー・ジャズ・フェスティヴァルでの演奏。フラワー・ムーヴメント〜サイケデリック・ジャズという当時の風潮を色濃く反映したチャールズ・ロイドの代表作である。66年9月録音。
ハービー・マンの生涯の大ヒット曲を収めた決定盤。メンフィス出身のリズム・セクションとともにダウン・トゥ・アースでソウルフルに迫る音は、時代の空気を反映し、たまらなくかっこいい。
59年録音の本作は今回が初CD化。ピアニストとして人気の高いビリー・テイラーがアトランティックに残したピアノ・トリオの名演奏の数々を収録。LP時代から圧倒的な支持を集めてきた1枚。
比類なきテクニックで聴く者を圧倒する鬼才フィニアス。バド・パウエルの再来と言われた彼の初期の代表作である本作を聴けば、当時の衝撃度もわかることだろう。56年5月録音。
元気なブルース・フィーリングあふれる演奏が特徴の“ソウル・マン”ミルト・ジャクソンの、そのはつらつぶりを濃縮した第1弾作品。弾けるような音の中にふと覗く渋さもまたいい。
R&B界が誇る男性デュオ、サム&デイヴのスタックス/アトランティック時代のヒット・ナンバーを集大成した1枚。「ホールド・オン」「ソウル・マン」などどれをとっても名曲ばかり。
パーシー・スレッジといえば「男が女を愛する時」でしょう。ソウル・バラードの第1人者といわれるパーシーの、この曲を含むベスト盤で、全盛期のヒット・ナンバー20曲を収録。
惹句にはレゲエの枠を超えヒップホップ界のBIGプロデューサーとのジョイントによる、とある。ヒップホップに限らず、ディック・リー等のアジア勢を含めてうまくまとめ、総合力で現代という時代を伝えているあたりに、卓越した技が感じられる。
R&Bからゴスペル・フレイバーをたっぷり味わえる、サザン・ロック史に名を残すソウルフルな白人デュオ、デラニー&ボニーの名盤。クラプトンとの共演が有名だが、デュオとしての魅力は絶大。
サザン・ロック史を語るに欠かせない白人デュオの元祖アンプラグド・アルバム。グラム・パーソンズやデュアン・オールマンなど参加アーティストの豪華さも話題。71年発表作品。
伝説のソングライターといわれるジミー・ウェッブのオリジナル作品の中でも本作は特に評価の高いアルバム。「月はいじわる」はジョー・コッカー、リンダ・ロンシュタットが歌ったことでも有名。
本来裏方として名を挙げた人だけに、ロス・ロボスやスザンヌ・ヴェガなど、曲ごとに歌手を変える趣向がまずは成功。ロン・セクスミスが歌う(11)が印象的だ。エド・ウッド映画に通じるフェイク・ラテン趣味が、B級ポルノのサントラから出発した彼らしい。