1998年7月18日発売
サンタナサンタナ
ラテン・ロックの導師、カルロス・サンタナの作品の中でも評価の高い初期の5作。編集ものの『オリジナル・グレイテスト・ヒッツ』は1st〜3rdから選曲されており、入門用として便利かつ無難だ。特に人気があるのは2作目と4作目だが、その狭間にある3作目もいい。当時17歳だったニール・ショーンの豪快なギターとデリケートなタッチのラテン・パーカッションが耳に残る。'76年発表の『アミーゴ』のアートワークは横尾忠則。
STRINGS WITH GONTITISTRINGS WITH GONTITI
東京、ロサンゼルス、リオデジャネイロで4組のストリングス・オーケストラと共演した贅沢な新作。ジャギス・モレレンバウム、溝口肇、清水靖晃、朝川朋之という4人のアレンジャーの個性も鮮明に出ているが、ゴンチチの演奏と一体化した味わいはまた格別。