1998年7月発売
イグニションイグニション
イングウェイのアルバムに参加経験のあるヴォーカリストのソロ作。アグレッシヴなハード・ロック〜バラードまで、バラエティに富んだ楽曲群が起伏を付け、マークの伸びやかな高音ヴォーカルを様々な形で引き立てる。彼の魅力をジックリ堪能したい。
ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ +1ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ +1
事故で負ったけがからの再起がいまだ危ぶまれるソウルの賢人、75年の作品。同時期の作品と比べると一見地味だが、おだやかな語り口だけにメッセージのじんわりとした効き方もまた、絶大。行列する黒人たちを描いたイラスト、今もって有効なのが悲しい。
サムシング・トゥ・ビリーヴ・イン[+1]サムシング・トゥ・ビリーヴ・イン[+1]
80年発表の作品。インプレッションズ時代の(5)をリメイクしている。桃蜜のようにスウィートなメロディーとヴォーカルにうっとりして、昔は良かったと解説をした画家・永井博と同じため息をもらしてしまった。ストリングスと色っぽくからむんだから。